2019年05月31日

脳や内臓の状態を反射するお肌のメカニズム

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肌と脳、肺や大腸などの内臓はもともと一つです。

ストレスからの肌荒れ、内臓の調子を崩すことからの肌トラブルなど、

私たちは、お肌の調子が自分たちの心身の状態と密接につながっていることを実感しています。

高校生の時には、吹き出物が出たらそこだけに対処をしようとしたものですが、

大人になった今は、肌荒れを起こすまでの食生活を振り返り、

今抱えている精神的なストレスの度合いを知ったりします。

睡眠や腸内環境を改善することを考えます。

 

肌と脳、肺や大腸などの内臓はもともと一つです。

赤ちゃんとなる受精卵は、お母さんのお腹の中で、細胞分裂を繰り返しながら、

3週目で胚葉(はいよう)と呼ばれる3つの部分に分裂します。

内胚葉、中胚葉、外胚葉です。

内胚葉からは、心臓、肺、胃腸などの内臓や消化器官、

中胚葉からは、血管、リンパ、骨、筋肉、

そして内胚葉からは、表皮、脳神経組織、自律神経、中枢神経、末梢神経、髪、爪

などが出来て行きます。

自律神経を含む脳組織・神経全体を、ここでは「脳」と呼びます。

 

もともとは肺も、大腸も、脳も、皮膚と一つの細胞であり、つながっていました。

特に内胚葉から皮膚と脳ができることから脳皮同根とも言われます。

頭は脳を入れる重要な袋であり、顔はその一部で、さらに様々な機能が集まっています。

目や鼻、口だけでなく、顔には神経が集中しています。

そして脳への刺激がダイレクトに肌に現れます。

肌荒れでなくても、皆さんは照れたり感情が動くと顔が赤くなったりほてったりしませんか?

失敗して一瞬顔から血の気が引いて顔面蒼白になったりしませんか?

このように脳の動きを直接的に表す肌は、ストレスや体調などからトラブルを起こしやすくなりますし、

反対に心身の状態の良いお肌は内側から輝きます。

 

もともとは同じ一つの細胞であった内臓や血液血管の状態も、肌の状態に深く関わります。

陰陽五行でも、肺と大腸の状態は特に肌に反射しやすいとされています。

喘息を持つ人の大腸の状態を見ると、あまり良くない人が多い。

その逆も然りで、大腸の状態の良くない人は気管支炎になりやすい人が多かったり風邪をひきやすいと言われています。

そして肌の弱い人が多いと言われています。

※絶対という意味ではありません。そして、改善はいくらでも出来ます。

むしろ、少し弱いと自覚のあった方が大切にケアをして綺麗な人が多いです。

私自身喘息体質でした。

 

私たちの心身の機能と状態が、お肌に密接に関わっていることは、体の仕組みから言ってとても理にかなうと同時に、

そのことをよく意識することが大切なこととなります。

ブルークレールでは常に、お肌の美しさは内側と外側から作られること、

特に長期的根本的には内側からの働きかけを大切にしてほしいことを

伝えてきました。

7つの美習慣 ー 睡眠、腸内環境、食事、ストレス対応、運動、紫外線対策、保湿ケア

です。

 

お肌のターンオーバーは約1ヶ月と言われますが、それはお肌の一番上の表皮のことです。

その下の真皮の生まれ変わりには数年かかると言われています。

数年は長いですね。ですが、それだけじっくり時間をかければ、お肌は深くから美しくなる可能性を持っています。

毎月の表皮のターンオーバーを大切にしながら、内側の真の美しさを育てていく。

そういう価値のある生活を一緒に積み重ねて行きましょう。
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