フランスのBio c’Bon(ビオセボン)
Whole Foods Marketなどからご報告しました。
今回は、パリのBio c’Bon(ビオセボン)その他から皆さんにシェアさせていただきます。
数年前にオーガニック食材のフランスのスーパーマーケット、ビオセボンの日本第一号店が
麻布十番にできてから、今では日本で14店舗にも広がりました。
ヨーロッパには約140店舗あります。
実際に行ってみると、ビオセボンは決して華やかなお店ではなく
堅実でしっかりとしたコンセプトを持ち、
お客さんも若い人から年上まで幅広く
それぞれが品物をしっかり吟味して選び
持参のエコバッグに入れて持って帰る
とても好感の持てる土地に根付いたお店です。
リンゴが何種類も売られています。
確認するとだいたい低農薬が多いとか。
時々完全無農薬もあるそうです。
ヨーロッパは気候的に夏の湿度が低く虫がつきにくく
比較的農薬の少ないリンゴや果物を育てやすいとのこと。
スタッフが実際二いくつかの種類を購入し
アパルトマンで切ったところ、中には虫に食われた跡があったとのこと。
農薬の無い(少ない)証拠です。
オーガニックの食材が小さな店内にもしっかり並べられています。
様々な穀物、雑穀や豆などの乾物のほか、キヌアやヴィーガンサンドイッチなどのお惣菜も
冷蔵庫の中に豊富に揃えられています。パリも土地が高く、小さな店内で上手に陳列するところは
東京と同じです。それにしても素朴な店内に好感が持てますね。
美味しそうですね。ブドウがたわわに実っています。
フランスのオーガニックコスメの意識、浸透は
イギリスとほぼ同じだと推察できます。
写真は少ないですが、ドクターハウシュカ、ヴェレダ、その他
フランス製品のオーガニックコスメが並べられ、
よく購入されている様子です。
歯磨き粉から基礎化粧品、ハンドクリームからメイク品まで
値段も、パリ、ロンドンは物価が日本よりも高いくらいですが、
それでもリーズナブルな価格帯です。2000円前後からあります。
レジに並ぶ皆さんは、若い人から年上までバラエティ豊かなのも
ロンドンと同じ。
皆さんエコバッグ持参です。
スタッフも思わず、エコバッグを自分へのお土産に買って帰ったとのこと。
ビオセボンもですが、
東京首都圏内にも国内初のエフアンドエフさんが数十店舗展開するなど
またナチュラルハーモニーその他、そして個人店など
実は自然食品店は多いのです。
違いがあるとしたら、地方での浸透です。
ヨーロッパは、歴史的にもオーガニックへの意識があり、
地方でもかなり浸透しているようです。
日本の食材と調理法の素晴らしさを改めて実感しながら
ヨーロッパのオーガニック市場の刺激も、スタッフは受けて来ました。
大きな違いは、プラスティック袋を使用するかどうか、など
そう行った小さい(実は大きい)ところからの変化なのかもしれません。