夏だからこそ保湿を重視。トラブル季節のうるおいお手入れ
すっかり夏になり、毎日汗をかく季節となりました。
しかも2016年の今年は猛暑になるという予想まで出ています。
強い日差しやダメージを受けやすい気候に、お肌も身体も疲れ気味になる時ですね。
特に最近では室内と屋外の温度の変化が大きく、それだけで体内の体温調整がうまくできずに、
だるい・なんだか身体が重い、という方も増えているのではないでしょうか。
身体が悲鳴をあげているということは、やはりお肌も悲鳴をあげているということ。
ですから、紫外線ケアはもちろんのこと、夏の季節に合わせたお手入れをしていくことが大切です。
それは間違い!夏はさっぱり、保湿はほどほど?
夏になると、さっぱりしたスキンケアに切り替える、という声を聞くことがあります。
汗をかくし、外気も乾燥しているわけではないから
特にクリームなどの重めのスキンケアは必要なし!と感じている方もいらっしゃるでしょう。
ですが、実は夏こそおざなりになりがちな保湿ケアに気を付けていただきたい季節なのです。
重ためと思われる乳液・クリーム・オイルなどでしっかりお手入れしていただきたい季節、それが夏です。
よく言われる、お肌の内部が乾燥してしまっている状況
「インナードライ」に傾きがちなのが夏という季節なのです。
みなさん暑いので汗をかきますし、
外気温もどちらかというとムシムシしていることが多い日本の夏。
湿気を感じることもあり、お肌はうるおっていると勘違いしがち。
ですが、夏の大敵・紫外線はお肌から水分をどんどんと奪います。
人が紫外線に当たると肌の角質層から水分を奪ってしまい、お肌を守る機能が衰えてしまうのです。
よく日焼けをした後の肌ってカサカサになりますよね、まさにあの状況です。
お肌を保護する機能が壊れると、ますます紫外線が肌内部にまで侵入して肌を乾燥状態へ・・・
さらにシミ・シワなどの原因にも。
汗も、体内のバランス調整器官が温度調整のために体内の水分を放出していきます。
よって身体の水分は奪われていくわけです。
お肌のみずみずしさも、実は奪われていっているわけです。
ですから夏は、お肌が知らず知らずのうちに、エイジングに進んでしまっている・・・
そんな状況になりがちなのです。
トラブルを蓄積させないためにも、毎日の丁寧な保湿ケアが大切になってくるのです。
UVケアだけではない、念入り保湿でダメージをため込まない。
保湿ケアの大事さと、もちろんUVケアの大事さもおわかりになったかと思います。
ですが、いったいどのようなものを使用すれば良いでしょうか。
★夏の間のUVケア
紫外線をしっかりと防御してくれるSPF値のあるものを。
また、UVアイテムはお肌に負担になることが多く
逆にお肌を乾燥状態に招いてしまうことがあります。
美容成分などが配合されたお肌に安心できる保湿力の高いアイテムを使用して、
UVケアの段階から保湿に焦点を当てていきましょう。
★夏の間の保湿ケア
「さっぱり目の化粧水を使いたい」 「夏場はオールインワンだけでoK」
などのお声もあるかと思います。
もちろん化粧水はたっぷりと使用して、お肌をうるおわすことを忘れずに。
ですが、それに加えて必ずクリームやオイルなどで、
お手入れの最後に必ず水分たっぷりのお肌に蓋をすることを忘れないでください。
量を調整することとや、夜のみ使用するなど
お肌や気温に合わせていただいても結構ですが、
かならずオイル分の多いこっくりアイテムを使用して
お肌の水分と油分のバランスを崩さないよう気を付けていきましょう。
UVケアをしているなかでも紫外線をたくさん浴びてしまった・・・という時には、
スペシャルケア用のアイテムを普段より多めに使用して
フェイスマッサージをしたり、いつものアイテムをコットンなどを使用してパックするなどのお手入れもおすすめです。
その日のダメージはその日のうちにお手入れして、ダメージをため込まないように心がけましょう。
何よりも、ご自分のお肌を触って、“いまお肌はどんな状態になっているのかな?”と
感じながらお手入れすることも大事です。
夏のお手入れが、来年のお肌の美しさを決定づけます。
お肌とまっすぐ向き合って、ダメージの多い季節も丁寧なお手入れで乗り越えていきましょう。
関連ページ
◆紫外線対策には、お肌にやさしいUVクリームを。
◆紫外線を浴びてしまった時には、ビタミンC誘導体配合の化粧水と、
お肌を落ち着かせるクリームで念入りにケア。