オーガニックコスメでメイク&メイク落とし
1:オーガニックコスメでのメイクの広がり
オーガニックコスメでのメイクが、今や当然のようになってきました。
今までは綺麗に見えるお化粧のためには、合成ポリマーやシリコーンを配合したファンデーションを使うのは必須で、日中はお肌に負担がかかってもそれは仕方のないこと、という観念が主流でした。
最近は、特別なシチュエーションでない限り、普段は程よくカバー力があり、お肌への負担を極力抑え、よってメイク落としの時の負担も軽くなり、さらに使うことでのスキンケアもできるという、女性にやさしいコンセプトが増えてきて、バランスのとれたオーガニックファンデーションが開発され市場に出ています。
とても良いことだと思います。
日中のお肌に影響を与える外的内的環境要因は多角的です。紫外線など太陽の光、乾燥、ホコリ、PM2.5などの大気汚染、急激な気温変化、多忙な毎日・・・。
日中こそ、私たちはお肌のことを考えて、外側を綺麗に演出するだけでなく、内側※からお肌を守るべきなのです。
※角質層まで
2:オーガニック・無添加でも綺麗になれることを大切にする
濃いメイクをして強い撮影の光や太陽光線を浴びる環境にいる女優さんやモデルさんも、お肌の負担を減らすために、オーガニックコスメでメイクをする方が増えてきました。そしてオーガニックコスメ専門もしくはそれをメインにしたメイクアップアーティストも増えてきました。少し前の芸能人の方々、そして私たちにとっても考えられないようなことです。
TVや映画に出る女優さんもお肌にやさしいオーガニックコスメでメイクをするのです。
“オーガニック革命”と呼んでも良いかもしれません。
もちろんお肌の状態や映り方、状況に合わせてメイク品をオーガニック限定ではなく使い分けていることでしょう。
それでもお肌にやさしいものを取り入れていくということは十分に素晴らしいことです。
ここで大切なことは、せっかくやさしくメイクするのですから、やさしくメイク落としをすること。
そして、素肌をより綺麗にして薄化粧でも十分な状態にしていくことです。
お肌にやさしいオーガニックコスメでのメイクをすれば、お肌にやさしいメイク落としができます。
そうすればお肌の負担も少なくなり、ナチュラルな潤いケアもできて、お肌はどんどん綺麗になります。
まさに相乗効果なのです。
3:やさしいメイク落としを習慣にすることの重要性
せっかくオーガニックコスメでメイクをしているのですから、お肌に負担の少ないメイク落としをしていきましょう。
ここでクレンジングに合成成分がたっぷり入ったものを使うことはぜひ避けていただきたいと思います。
合成成分とは合成界面活性剤、合成ポリマー、シリコーン、鉱物油、合成香料そして合成保存料などになります。
オーガニックコスメのファンデーションなどのメイク品は、石けんで落ちることが多いですから、それを確認して、合わせて自分の肌質と状態に合うクレンジングや洗顔の方法を探してみましょう。状態によって方法を柔軟に変えていくことも大切です。
無添加の石けんをたっぷりあわ立ててやさしく転がすようにメイクオフできれば、それが洗顔も兼ねますからお肌に負担は少ないでしょう。
一方で石けん洗顔が合わない方、乾燥をより慎重に避けていきたい方は、天然100%のオイルでのクレンジングはおすすめです。もともと皮脂などの油分を含むお肌はオイルとなじみやすく、油分を含むメイク品も同様で、濃いアイメイクなどのポイントメイクも天然100%のオイルのみで落とせることが多くあります。
大切なことは、決して強くこすらないこと。やさしくなでるようにすればするするとメイクが落ちていきます。
それをやはりごくやさしく濡れタオルなどで拭き取るか、お湯で流した後パックをするなどしてお肌に負担なくメイク落としをしていきましょう。
オーガニックコスメでメイクをするなら、やさしいメイク落としを合わせていくことが、より美しいお肌を育むために必須のことになります。
4:成分を見極めていく消費者としての意識の必要性
上述した通り、お肌にやさしいオーガニックコスメでのメイクをすれば、お肌にやさしいメイク落としができます。
そうすればお肌の負担も少なくなり、ナチュラルな潤いケアもできて、お肌はどんどん綺麗になります。
まさに相乗効果です。
これを習慣にして日々を重ねるごとに、朝起きた時に鏡を見ることが楽しみになります。
大切なポイントは、メイク落としに合成成分が使われているかを意識すること。
そして決して強くこすらないこと。
合成成分とは、合成界面活性剤、合成ポリマー、シリコーン、鉱物油、合成香料そして合成保存料などになります。
皆さまのお手持ちのクレンジング剤を手にとって、全成分表示を見ていただけますでしょうか。お化粧品は薬用部外品でない限り、全成分の記載が義務になっています。
小さな文字で書かれていることが多いですが、読みにくければルーペなどを使ってご覧ください。
少し手間がかかりますが、ひとつひとつの成分を確認して、わからないものはインターネットなどで調べて見ましょう。その成分の説明が出てきます。
その成分が合成成分かどうかは、実は調べればすぐにわかります。
オーガニックファンデーションでは、リキッドやクリームでは、植物由来の界面活性剤やポリマーが使われていることがほとんどです。ですが、入荷の必要のないパウダーでは、界面活性剤やポリマーに植物由来でさえも使用していない、徹底的な無添加のものが中にはあります。ぜひそういったものを探していただきたいと思います。
様々な情報の中には、宣伝を含むもの、私たち消費者の潜在的な意識に上手に訴えかける要素がことを、私たちは十分に認識する必要があります。多くの情報を取り入れながらも、その中で自分にとっての真実を見極め、選択していくことが、現代に生きる私たちには自分を守るために大切なことになります。
お化粧品に関しては、全成分を読み取っていくことが重要になります。
全成分を読み取れば、合成成分がどれだけ含まれるか含まれないか、だけでなくその製造会社のコンセプトや思いまで読み取れるようになります。
できるだけ消費者の気持ち、身体そしてお肌に寄り添ったコンセプトを持つ会社の製品を探して選んでいただきたいと思います。
オーガニックコスメでのメイクが今や当然となってきて、日中のお肌を綺麗に見せると同時にやさしく守っていくという女性のためのメイクができるようになりました。
大切なことはメイク落としの選択と、強くこすらないこと。
このことを大切にして、一層綺麗になっていきましょう。
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