2018年04月10日

春先からの乾燥対策と光対策を万全にする 〜オーガニックコスメQ&A〜

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1:春はお肌のトラブルが最も現れやすい時期


実は、春はお肌のトラブルが最も現れやすい時です。
春にはお肌に普段のかかる要素が沢山あります。

・紫外線はじめ太陽の光が強くなり始める時
・秋からの乾燥はまだまだ継続
・花粉や黄砂などの外的環境要因
・環境に変化のある季節
・芽吹く季節

これらが一度に押し寄せるのですから、よほどお肌の丈夫な人でもない限り、何かしらのトラブルや悩みを感じる方が多くいらっしゃるのが当然です。

 

2:大切な保湿ケアや光対策、そしてもうひとつは・・・こすらない


一気に強くなる紫外線やブルーライト、近赤外線などの太陽の光、そして春雨が降り始めるものの秋から続く乾燥にお肌は参っています。さらに花粉や黄砂、PM2.5など直接的な刺激が重なります。
入学、入社、転勤など、新しい環境へ移る人も多く、また家族にそういう変化があるだけでも十分な心身のストレスになります。また春は、陰陽五行的にもエネルギーが一気に上昇する芽吹く季節。つまり、肌トラブルも表面化しやすくなります。

夏の日焼けから始まり、秋からの乾燥、気温・湿度の大きな変化・・・半年も前からのお肌の負担が冬を越えることで積み重ねられ春に出やすくなるのです。
これをいかに穏やかにしていくか、むしろ日々を積み重ねることでより一層ハリやツヤのあるお肌を育んでいけるかどうかは、保湿ケアや光対策を丁寧に行い、日々を大切に生活する習慣を継続することにあります。

そして大切なもう一つのことが、お肌を決して強くこすらないこと。
光、乾燥、そしてこすることが3つ重なると、お肌の大きなトラブルが表面化しやすいということを知ることです。日焼けをして、インナードライ含め強い乾燥をしている肌を洗顔などで強くこすることでシミやシワが表に出やすくなるのです。

日焼けを防ぐ、乾燥させない、こすらない。 これが大事です。

 

3:睡眠、腸内環境、食事、ストレスや運動の改善と共に、お肌にやさしい基礎化粧品を

生活習慣を普段から改善していくことも大切になります。睡眠、腸内環境、食事、ストレスや運動の改善です。
そして普段からお肌の角質層を刺激し得る合成界面活性剤や合成ポリマーなどの化学剤が配合された基礎化粧品を使用し続けることもご注意いただきたいこととなります。質の高い化粧品を選び使用することは女性にとって重要な生活習慣となりますから。オーガニック・無添加の化粧品を朝晩毎日、長年お使い続けることの意味を今一度考えてみましょう。

お肌の悩みは一つの強烈な要因で引き起こされることもありますが、多くの場合、複合的な要因の組み合わせで表面化していきます。大切なことはあらゆる側面から客観的に自分の肌の状態、心身の健康、生活習慣を観察して見直し、継続的により良くしていくことです。そのことが結果的に自分のためになる、という気長で揺らぎないゆとりを持つこと。そういう自分を保てるようにしていきましょう。

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