2014年02月05日

水分補給が風邪予防になる?効果的な風邪対策

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暦の上では春なのですが、やはりまだまだ寒い日が続く2月。

この時期は風邪だけでなく、やっかいなインフルエンザやノロウイルスなども流行しやすく、
体調を崩しやすいですね。

なぜ冬にこのようなウイルスや風邪菌が蔓延するかというと、
空気が冷たく乾燥しているから。
そのような環境はウイルスが元気になりやすいのです。

ということは逆に言うと、ウイルスの蔓延を防ぐには、温かく湿った環境であればよいということ。
部屋だけでなく自分自身の体もそのような状況にしておけばよりウイルスは住みにくくなり、
ひいては風邪予防につながるのです。

効果的な風邪予防対策について

1.水分補給を十分にする

風邪予防に潤いがなぜ大切かというと、鼻や喉、気管などの粘膜にいる
『線毛』の乾燥を防ぐことで風邪菌の予防ができるのです。

粘液と一緒に菌などを排出する役目がある『線毛』が乾燥していると、
粘液が不足して十分に役割が保てず菌が侵入しやすくなってしまいます。

線毛を潤わせて、元気に線毛活動ができるようにすることが風邪の予防につながるのです。

ちなみに、線毛まで十分に潤すには、1日2.5リットル程度の水が必要といわれていますが、
これは水だけでこれを補給するという意味で捉えられがちですが、実際そうではないのです。

普段の食事からも水分の補給そして水分を逃がしにくい体を作ることが出来ます。
野菜の多いスープやぬめりの多い食材を摂ると体とお肌に潤いが保たれます。
またこの時期は特に水を飲むときには白湯でいただきましょう。
少しずつのこまめな水分補給がポイントです。

水分補給

2.バランスの取れた栄養補給

体の中の免疫力が落ちてしまうと、どうしても体がウイルスに対して抵抗できなくなり、風邪をひいてしまいます。
そのため、免疫力を高める食べ物を積極的に摂りましょう。

喉や鼻などの粘膜を強くするには、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれるビタミンAを積極的に摂るとよいです。
レバー・うなぎ・あなご・卵黄もおすすめです。

また、ビタミンCを摂ることで、ストレスに対する抵抗力もつけておきましょう。

実はストレスも免疫力を下げる大きな原因になるのです。
ビタミンCはキウイ・レモン・みかん・いちごなどの果物に多く含まれています。
ブロッコリーなどの野菜でも摂れますので、野菜もバランスよく食べるとよいですね。

野菜と果物

3.質のよい睡眠をとる

冬は年末年始もあることで、忙しい方が多い季節かもしれません。
忙しいとどうしても削ってしまいがちなのが『睡眠』です。

睡眠は体力の温存に欠かせません
体力を落とさないよう、できる限りとるようにしましょう。

どうしても短い時間になってしまうときは、時間よりも質を高める眠りを意識してみてください。
スムーズに入眠できるよう、リラックスのためのアロマを漂わせてみたり、
深い呼吸や軽いストレッチしてからベッドに入るなど、工夫をすると翌朝もスッキリと目覚められます。
睡眠

4.湯船で入浴をする

冬でも入浴はシャワーで済ませるという方もいらっしゃるようですが、湯船に入って十分体を温めることで免疫力を高めることができます。
現代は冷え性の女性が多く、36度以下の低体温の方が増えているのですが、
実は体温を1度高めるだけで免疫力は5〜6倍もアップすると言われています。

そのくらい、体の温度が冷えていると体調不良を引き起こす可能性があるということですね。

毎晩のお風呂で自分が心地よいと感じる温かさのお湯にゆっくり浸かりましょう。
できれば水分補給をしながら30分くらい浸かるのが理想的です。

免疫力も上がりますが、基礎代謝も上がりやすくなるので、ダイエットや美肌にも効果的です。
風邪予防をしながらキレイも磨けるのなら、がんばって続けたいですよね。
バスタイム

風邪の予防は、よく見ると日常で簡単にできることばかりです。
ですが、ついついないがしろにしてしまいがちなことでもあります。

家族や周りの人のためにも、毎日意識することでウイルスや風邪をブロックできる体作りを目指したいですね。
もちろん、基本的なうがいや手洗いも忘れずに行いましょう。

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参考サイト

41度の温めの風呂で免疫力が5倍アップ(プレジレントファミリー)

ブルークレール代表からのプラスワンメッセージ

今回のテーマは風邪予防です。
今、インフルエンザやノロウイルスが流行り、大きな寒気も後押しをして体調を崩される方が多いようです。

たかが風邪と考えてはいけません。
病気を治す時に、お医者さんなどは「今風邪をひいてはいけないよ」と言うことがあります。
それほど風邪をひくと体の免疫力が落ちるという意味です。

今まで風邪をひく経緯を考えると、風邪をひいてしまうようなことをいくつか重ねてしていませんか?
ついマフラーをせずに首元が冷えたなあ、とか、仕事で忙しくてその後リラックスしたくてTVを夜更けまで見てしまった、とかお酒を少し多めに飲んでなんとなく体を冷やした、など。
そういうちょっとした身体への負担や冷えと、気候や周りの環境が重なりウイルスにつかまってしまうことがあります。
風邪は突然かかるのではなく、少しずつ疲労や冷えを溜めてきたという結果です。

風邪をひくことで身体から邪気を出せるとも言いますが、症状はとてもつらいものです。
できれば日頃の疲れはこまめに外に出せるように日頃から睡眠や食事、ストレス対応などを上手に行っていきましょう。

皆さんが風邪をひかずに春を迎えられますように。

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