岸惠子さんの美しさの秘訣
日経新聞の今月の「私の履歴書」は岸惠子さんですね。
文章の上手さ、感性の鋭さ、好奇心の強さ、人生の密度の高さ、
絶世の美貌、そして今もなお美しい88歳の彼女の聡明さに感銘を受けます。
この文章が88歳の人に書かれたものとは、とても思えない、
強烈でいさぎの良さがあります。
「目のつり上がった、キラキラした山猫のような、ものすごい女の子が現れた」
「君の名は」でスターになる直前の岸さんを、数々の名監督はそう表現し
一目見て釘付け、その場で主役に抜擢したそうです。
まさに絶世の美女。そしてほとばしっていたであろうオーラとエネルギー。
その美しさは奇跡的に今も続きます。
目鼻立ちの造作の完璧さはもちろんありますが、
岸さんは肌が綺麗でたるみがないですよね。
ご自分を「シワが増えて」と書かれていたのを見ましたが、
そのシワが美しさを邪魔しません。
そしておそらく、紫外線を浴びることも多かったであろう人生にしては
シミや色素沈着が非常に少ない肌をされています。
肌のハリ、たるみの少なさ、シミの少なさ、きめの細やかさ
これが岸さんの美しさを長年保っているのでしょう。
歳を重ねての美しさは、肌の美しさ、健やかさです。
そして少しくらいのシワがあっても、内側の溌剌したエネルギーが
肌にハリを作ります。そういったバランスが大切です。
私たちの美しさに、完璧な造作は必ずしも必要ではありません。
大切なのは、内側から伝わる心、大切にする生活から伝わるもの、
それらが反映される肌の状態です。
岸さんは美しさの秘訣に、「本を読むこと、内面を磨くこと、開き直ること」などと
その場その場でさらっと話されるそうですが、
コツとしては、
・自分がしたいことをすること(周りとの調和を上手にはかりながら)
・よく寝てストレスを溜めないこと
・内臓を健やかに保つこと
・UV対策、保湿ケア
これらが大切かと思います。
コロナの自粛や大きな変化の中、私たちは本当によく頑張っています。
自分を褒め、大切にしてあげましょう。
本当によく頑張っている、心身とお肌を大切にしてあげましょう。