2019年11月21日

イギリスのWhole Foods Market

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会社のスタッフが、ロンドンとパリのオーガニック市場を視察して来ました。

現地の報告を詳細に聞いた自分が代わって、皆さんにシェアさせていただきたいと思います。

スタッフは今回、ロンドン市内のケンジントンと、パリのバスティーユの

簡易キッチン付きのホテルに滞在しました。

オーガニックコスメを視察しながら、

その土地で売られているオーガニック野菜などを購入して食べてみるためにです。

 

まずは、ロンドンのケンジントン地区にあるWhole Foods Marketに行きました。

 

ホールフーズマーケットとは、アメリカのテキサスに本社のある、

オーガニック食品を中心としたスーパーマーケットです。

アメリカ、カナダ、イギリスで約270店舗あります。

ロンドンには現時点で7店舗あり、その一つがケンジントン地区にあります。

 

 

季節の野菜がたくさん売られていますね。かぼちゃの形が豊富で楽しいですね。

一個いくらの場合も、グラム販売も両方ですが、

主にグラム販売が多いです。

ここのオーガニック野菜を主に使ったサラダや温かいお惣菜は数十種類に及び、

普通にお肉や乳製品を使ったもの、ベジタリアン専用のお惣菜など

目をみはるほど美味しそうなバーが並んでいます。

スープだけでも10種類程度もあります。

メイプルシロップ入りパンプキンスープや、野菜たっぷりのチキンスープ。

これらも動物性の食材を使ったものからベジタリアン用まで豊富にかつ分かりやすく

様々な好みに対応するように上手に用意されています。

玄米もあったとのこと。ポロポロしてスタッフは「玄米?」と思ったそうですが、

味付けも油も使われずに、美味しく調理されていたそうです。

特徴としては、エスニックなクミンなどの香料がよく使われているのは、

おそらくそれで塩分を控えめにするためだと思われます。

つまり塩分控えめの健康的な味付けです。

 

 

食料品だけでなく、日用品や化粧品、サプリメントなども非常に充実しています。

基礎化粧品としては、日本でもよく知られたヨーロッパのオーガニックコスメである

ドクターハウシュカ、ニールズヤード、ヴェレダ、ラヴェーラなどが品数多く取り揃えられていました。

 

 

 

 

 

 

 

意識の高いイギリス人は多く、これらのBIOマーク(オーガニック認証)のついた基礎化粧品や

メイク品をスーパーマーケットで購入しています。

メイク品の色合いには奇抜なものはなく、ナチュラルで使いやすい色ばかり。

日本人が使うとしても違和感がありませんね。

ただし、全成分を送ってもらいましたが、ナチュラルコスメとして販売されている中にも

合成もしくは植物性とは言ってもほぼ合成に近い保存料や乳化剤も中には使われている製品もあります。

どの国に行っても、「全成分を自分で見て、確認し、納得して購入すること」は変わりません。

 

日用品のコーナーも充実しています。

 

ロンドンの水道水は硬水で、髪などを洗うとバリバリになってしまうとのこと。

それもあってか、ナチュラルなバスソルトが多く販売されていました。

エプソムソルトなどは硬水を軟水にしていく効果を期待されているかもしれませんね。

重曹がその働きがありますので。

そしてヒマラヤンソルト、死海の塩などがみる限りでは5ポンドちょっとでこれだけの量で

販売されていますね。購入しやすい、つまり多くの家庭で使われていると推測できます。

 

 

サプリメントも多くありました。

日本人と同様、もしかしたら日本人以上に

健康に気を使っているのは、

食事の内容もあると思います。

やはり日本食はそれ自体が健康食、養生食ですので

食事で健康になる、という観念がありますよね。

ヨーロッパの食事は、フィッシュ&チップスなどのように

偏りがちな部分も確かにありますから。

 

 

スタッフからの現地からの報告より、

日本でもここ数年で特に食生活や、化粧品、日用品へのオーガニックや無添加の意識が

高まっていると感じます。

欧米がずっと進んでいますが、東京などでは、販売という意味ではかなり進んできているでしょう。

何が違うかと言ったら、「意識」です。

おそらく地方の人たちにも同じような意識が、ヨーロッパでは

同じくらいのレベルで浸透していること。それはほぼ歴史的なレベルではないかと思います。

どのような人たちにもエコの意識がより強くあると感じます。

多くの人たちが当たり前のように自分のエコバッグで買い物をしていました。

プラスティックの袋は一度も見なかったそうです。

そして、若い人から年上の人まで、ホールフーズマーケットで買い物をしていたとのこと。

 

オーガニックとエコの意識を、私たちも一層大切にしていきたいですね。

そして「全成分を自分で見て、確認し、納得して購入すること」は全世界どこにいても変わりません。

 

次にスタッフは、パリに移動して、パリのBio C’Bon(ビオセボン)を視察します。

ビオセボンの日本第一号店が、数年前に麻布十番にできましたね。

次回のご報告をお楽しみに。

 

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