2015年08月05日

光老化に要注意! 美容の大敵は「紫外線」&「近赤外線」!?

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今の時期は紫外線対策が欠かせませんよね。
日焼け止めを塗る、日傘をさす、帽子を被る、ストールを巻く、といった方法で太陽の光から肌を守っている方は多いでしょう。

シミやシワといった見た目年齢に大きな影響を与える光老化は、女性にとって天敵ともいえるからです。
そんな光老化には「紫外線」と「近赤外線」が関わっていることをご存知でしょうか?

紫外線による光老化

地上に届く紫外線にはUV-AとUV-Bがありますが、光老化の主な原因となるのがUV-Aです。
UV-Aは肌のハリや弾力を保つ役割があるコラーゲンやエラスチンが存在する真皮層にまで、悪影響を与えてしまいます。

UV-Aによりコラーゲンやエラスチンが破壊、変質されることで肌の弾力は失われ、シワやシミができやすくなるだけでなく、肌の色のトーンダウンをも引き起こすでしょう。

さらにUV-Aは、雲やガラスを通り抜けることができるので、曇りや雨といった天候にほとんど左右されず降り注いでいます。
そのため家の中にいても、車や電車の中にいてもUV-Aの影響を受ける恐れがあるのです。

近赤外線による光老化

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肌に大きな悪影響を与える紫外線は、太陽光の熱エネルギーのうち10%程度に過ぎません。
紫外線以外に太陽光の熱エネルギーを占めているのが、可視光線と呼ばれる光が約40%、そして近赤外線を含む赤外線約50%となっています。

なぜ紫外線よりも大きな比率を占める2つの光が、注目されなかったのでしょうか。
それは、エネルギーの弱さや波長の長さが関係しています。
こういった理由などから、この2つの光は私たちの体への影響が小さいと考えられてきたのです。

しかし、その中で近赤外線はUV-Aが届く真皮層よりもさらに深い層まで届くことで、筋肉などに影響を与える恐れがあることが指摘されるようになりました。

近赤外線を防ぐには?

近赤外線対策は、基本的に紫外線対策と同じです。
ただし、近赤外線専用のものを使用することをオススメします。
例えば、サングラスも近赤外線専用のものを使用すると安心でしょう。

一方で私達の体にも元々、近赤外線を防ぐ機能があります。
髪の毛体毛ケラチンや、肌が分泌する皮脂にも近赤外線を防ぐ働きがあるのです。

光老化と聞くと「紫外線」を意識する方が多いですが、これからは「近赤外線」をも意識した対策を行ってみてはいかがでしょうか。

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