2015年08月20日

女性特有【冷えのぼせ】から見る、秋に向けての冷え対策

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ご存じですか?【冷えのぼせ】

夏はどうしても冷たいもの、身体を冷やすものを食べがち。
そして身体中を冷やしがちですね。

冷えは、身体にとって何よりも負担になるもの。
そのなかでも、【冷えのぼせ】という言葉をお聞きになったことはありますか?

足は冷えているのに、顔はほてって、頭はぼーっとする。

下に冷たいものが来て、温かいものは上に、という
沸かし始めの水のような状態ですね。

本当ならば身体の温度は均一になるのがベストですが、
それが血流の悪さなどから
下半身が冷たく、上半身がのぼせた状態になっている。
これが【冷えのぼせ】です。

特に、冷えの原因となる要素が周りにうずまく夏から
秋の気配がするころに、
この症状に悩む方が多くなってくるかもしれません。

夏に摂取した冷たいもの、冷やした身体、
それらが積もり積もって、冷えのぼせとして現れてくるからです。

【冷えのぼせ】の症状とケア

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【冷えのぼせ】は、女性に多くみられる症状です。
婦人更年期障害などの場合にも、この症状がみられます。

男性よりも筋肉が少ない分、運動不足などにより
冷えやすい下半身に悩む女性は季節問わず多いでしょう。
また、原因として挙げられることに血液自体が不足しているという
中医学の「血虚(けっきょ)」という状態も多くみられます。
身体中の血流をうまく回したくても、その元となる血液が少なくては
血圧も低く、なかなかうまく循環してくれません。

ですから、海藻類やお豆、お肉類などの鉄分の多い食品を摂り、
身体自身を温めるネギ類、身体に負担の少ない香辛料の類を摂り入れ汗をかくこと。
特に暑い時間を避けつつ、外気に当たり適度な運動をすることで
季節に合った体温調整を身体自身にしてもらうよう気を付けること。
足全体を温める、つま先をひやさないようにする。
などがケア方法として考えられるでしょう。

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中医学では、「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」といい、
人間は足が温かく、頭が冷えているほうが健康とされています。

ですから、冷たいものを上へ上へ押しやって
身体中の血流をうまく回して
バランスを取ることが必要です。

もちろん、血流状態がよくなることでホルモンバランスも整えられ、
お肌の調子もよくなるはず。
これからむかえる秋に向けてより良い状態で乾燥の季節を迎えられるよう、
お肌の準備という意味でも、冷えを意識して身体を気遣うことを心がけてみましょう!

 

 

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