2019年08月05日

オーガニックコスメでお肌を保湿したい|乾燥肌にお悩みの方へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

長いあいだ乾燥肌に悩み、デパートや百貨店で購入した高価な化粧品を使用し続けているけれども、なかなかお肌の状態が改善しない。

そんな悩みを抱える中でこの記事をお読みの方には、今まで使ってきた化粧品に使用されている化学成分が実はお肌にダメージを与えているのではないかと不安に思い、それらを使用していないオーガニックコスメを検討されている方もいらっしゃることでしょう。

先に申し上げておくと、乾燥肌の原因はとても複雑なため、これをすればすぐに解決するという特効薬はありません。

しかしながら、なぜ乾燥肌が起こってしまうのかを正しく理解し、適切な対策を取っていくことで改善する可能性は大いにあります。

お肌の乾燥は良いスキンケアと生活習慣を続けていけば、いつの間にか大きな違いを感じるものなのです。

たとえばホホバオイルやスクワランなどさらっとした皮脂に似たオイルから、アルガンオイルやひまわり油、オリーブオイル、クパスバター、それと似たシアバターなどを使って、しっかりお肌の上から保護することにより、お肌を潤し、それを継続するで乾燥を感じさせないお肌にすることは可能でしょう。

その中で、オーガニックコスメが果たせる役割も大きいです。

今回の記事では、まず乾燥肌の原因について理解した上で、潤いを保つためにはどうしたら良いのか、またオーガニックコスメを利用するのであれば、どのようなものを選べば良いのかお伝えさせていただきます。

乾燥肌の原因

人間の肌にはそもそも、肌内部の水分や脂質が外に出ていってしまうのを防ぐバリア機能が備わっています。

端的にお伝えするなら、乾燥肌はこのバリア機能が低下してしまうことによって引き起こされます。

ではなぜバリア機能が低下してしまうのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

図のように、お肌は表皮と真皮に分けることができ、それぞれに重要な役割を果たしています。

たとえば表皮の一番外側にある角質層は、通常約1ヶ月から2ヶ月ほどのサイクルで新しい細胞と入れ替わり、これをターンオーバーといいます。

ターンオーバーが正常におこなわれなくなってしまうと、肌細胞が規則的にきれいな状態で並ばなくなってしまい、お肌がカサついたり乾燥してしまったりと、肌トラブルを引き起こしてしまいます。

また表皮の細胞間に存在するセラミドやレシチンなどの脂質は、通常は肌細胞同士を繋ぎ止めたり、乾燥から守ったりしていますが、それらが不足してしまうとバリア機能は低下してしまいます。

さらには、肌細胞に必要な栄養素であるアミノ酸や天然保湿成分が不足することで、細胞自体が弱ってしまいバリア機能が下がってしまうこともあるのです。

このようにバリア機能は様々な要因によって低下してしまうリスクがあります。そのため、これをやれば絶対に大丈夫という単純な解決策は存在しません。

お肌に潤いを保つためには

それでは逆にどうすればお肌に潤いを保つことができるのでしょうか。

まずは生活習慣を見直すこと

まずは遠回りのようではありますが、生活習慣を見直すことが重要でしょう。

たとえば夏の暑い日が続くと、ついつい冷たい食べ飲み物を摂り過ぎたり、エアコンの効いた部屋に閉じこもってしまい、運動不足になってしまったりという方もいるのではないでしょうか。

身体を冷やしすぎたり、運動不足が続いたりしてしまうと、血流が悪くなってしまい、結果としてお肌の乾燥にも影響をもたらします。

気が付いたときに家の中で簡単なストレッチをおこなったり、食べ飲み物に気を使い、特に白湯のような温かい水分を積極的に摂ったりすることも重要です。

また言うまでもなく、紫外線は急激に肌の水分を奪い乾燥肌を引き起こすため、外出時には必ずUVケアを心がけましょう。

あるいは逆に冬の寒い時期など、お風呂に長い時間浸かりすぎるのも、肌内部の水分が外に出ていってしまうため注意が必要です。

あまりにも長湯をすることは避け、お風呂上がりの保湿を丁寧に行うなどの対策が有効でしょう。

プラスアルファでスキンケア

そういった基本的なことを抑えた上で、日々のスキンケアをおこないます。

お肌の乾燥状態を改善していくためには、真皮層の状態を良くしていくことを念頭に置きながらも、まずは角質層を含む表皮を潤わしていくことが大切です。

このときにお肌の細胞に何らかの影響を与えかねない合成ポリマーや界面活性剤を使用せず、多くの天然の潤い成分を含むオーガニックコスメを使用することをおすすめします。

多くの天然成分を含むオーガニックコスメは、角質層の奥までセラミドやレシチンを届け、皮脂にも似たスクワランやホホバオイルで肌表面を保湿し、表皮に影響していくビタミンやアミノ酸、ミネラルを与えるなど、お肌の状態改善の一助となることでしょう。

先述のとおり、表皮のターンオーバーは28日から長い人で1ヶ月以上、そして何と真皮のターンオーバーには数年かかると言われています。

しかし、毎日お肌を大切にケアし続ければ、いずれは深くから輝く健やかなお肌の状態を手に入れることが可能です。

オーガニックコスメの選び方

オーガニックコスメを選ぶときには、化学由来成分を使用していないものを選ぶように注意しましょう。

そもそもオーガニックコスメなら化学成分を使用していないのではないかと不思議に思う方もいるかもしれません。

しかし実は日本には、オーガニックコスメに対する厳格な規制は存在しないため、上記のような合成化学成分を含んでいる化粧品でも、ほんの少し天然成分が含まれていればオーガニックコスメを名乗れてしまいます。

そのためオーガニックコスメを購入する際は、必ず全成分表示を確認した上で、分からない名前の成分があれば、ネットで調べるか販売員に尋ねるなどして、含有成分を理解した上で購入するようにしましょう。

たとえば基本的に合成ポリマーで薄いビニールをピンと張ったような美しいお肌を演出するのは根本的にはオススメはできません、

このコラムの冒頭で書いたように、お肌をカバーするように潤し保護するのは、天然植物をうまく組み合わせることによって可能なのです。

そしてそれは根本からお肌に働きかけて行きます。

ホホバオイルやスクワランなどさらっとした皮脂に似たオイルから、アルガンオイルは素晴らしい保護力を持ちますし、ひまわり油、オリーブオイルはひしとに似ながらも、保護力も兼ね備えツバキ種子油もそれと似ています。

クパスバターやそれと似たシアバターはバームのように使えるそれ自体がクリームのようなオイルです。

またポフェノールやビタミンの多いローズヒップオイル、アボカドオイル、月見草油(イブニングプリムローズオイル)、ヨーロッパキイチゴ種子油、サジーオイル、ザクロ油など、天然界にはお肌を保護する様々な天然植物オイルがあり、それらは長年その地の人々(インディオやアボリジニ)達に大切に使われてきています。

これら長い間人々によって愛されてきた自然由来成分を配合したオーガニックコスメを選ぶのが良いでしょう。

さらには全成分表示に記載がなくとも、製品の製造過程や成分の抽出過程において使用された化学成分であるキャリーオーバーが含まれている可能性はあります。

そういったリスクを避けるためには、そのオーガニック化粧品メーカーのウェブサイトやパンフレットなどを確認して、本当にお肌のことを考えて化粧品開発に取り組んでいるのか、会社のポリシーやスタンスを確認することも重要です。

 

まとめ

今回の記事では乾燥肌にお悩みの方に向けて、その原因から解決に向けたアドバイスを記載させていただきました。

スキンケアは毎日の積み重ねが重要なので、この記事の内容を参考にしながら、是非お肌を大切にしていただければ幸いです。

またオーガニックコスメをご検討されているようでありましたら、是非弊社のホームページをご覧いただければと思います。

ブルークレールのオーガニックコスメは豊富な美容成分を配合し、白神山地の湧き水を使用、徹底的なオーガニック・完全無添加にこだわり製造しています。

また毎日使い続ける利用者さまに安心して使い続けられるように、全成分表示義務のないキャリーオーバーも含めて、一切化学由来成分は使用しておりません。

是非一度ホームページをご覧ください。

https://www.blcl.jp/

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加