2020年01月06日

スキンケアの順番を解説!オイル、美容液、化粧水、乳液、クリーム

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化粧品には化粧水や乳液をはじめとした様々な種類のものが存在します。

皆様は日々スキンケアをおこなうとき、正しい順番を意識されていますでしょうか。

なかには間違った順番でケアをおこなっているがために、100%化粧品の効果を発揮出来ていない方もいらっしゃいます。

そこで今回の記事では、スキンケアをおこなうときの正しい順番を解説いたします。

また化粧品の持つそれぞれの役割と選び方の注意点もあわせてご紹介いたしますので、現在様々な化粧品をお使いの方も、化粧水と乳液だけで済ませてしまっている方も、是非チェックしてみてください。

朝と夜のスキンケアとその順番

一口にスキンケアといっても実は朝と夜でその目的は異なり、その違いを知っておくことで、正しい順番を理解することにもつながります。

まず朝のスキンケアは、寝ている間にかいた汗や皮脂の汚れを落とし、お肌の水分と油分のバランスを整え、日中の紫外線からお肌をケアすることが目的です。

これに対して、夜のスキンケアは一日中メイクや紫外線など、外的ストレスにさらされたお肌をしっかりとケアすることが目的になります。

その前提の上で、それぞれの正しい順番をチェックしていきましょう。

朝のスキンケアの順番

朝のスキンケアの順番は洗顔→美容液→化粧水→乳液(クリーム)→オイル→日焼け止めになります。

まずは洗顔で寝てる間にかいた汗や皮脂の汚れを落とし、美容液の美容成分をお肌の奥に浸透させます。

そのあと化粧水で水分をたっぷりとお肌に含み、乳液で油分のバランスを整えましょう。

このときもし乾燥が気になる場合は、さらに油分の多いクリームを使用することも可能です。

またお肌の成分に似た美容オイルを重ねて使用することで、お肌のハリやツヤを整えることができます。

また日中は紫外線が多いため、シーズンを問わず日焼け止めをきちんと使用するように心がけましょう。

夜のスキンケアの順番

夜のスキンケアの順番はクレンジング→洗顔→美容液→化粧水→乳液(クリーム)→オイルです。

夜は日中のメイク汚れを落とすためにまずはクレンジングから行います。

次に洗顔で皮脂や汗の汚れを落としていきますが、クレンジングを先に行わないとメイクの汚れが邪魔をして、汚れがしっかりと落とせないことがあります。

そのため洗顔はクレンジングの後におこなうようにしましょう。

しっかりと日中の汚れを落としあとは、朝と同様に美容液をお肌の奥まで浸透させて、化粧水と乳液(またはクリーム)で美容成分と水分、油分をお肌に閉じ込めます。

最後に自然植物由来のオイルを使用することで、日中の紫外線によるダメージを集中ケアすることが可能です。

それぞれの化粧品の役割

次に化粧品の持つそれぞれの役割をチェックしていきます。

もしいまスキンケアは化粧水と乳液だけで済ませているという方がいらっしゃいましたら、こちらの内容を是非参考にしてみてください。

クレンジング

メイクや皮脂など顔についた油汚れを落とすために使用します。

クレンジングオイルには拭き取りタイプやジェルタイプなど様々なものが存在しますが、お肌への負担を軽減することを考えると、皮脂に似た油分で汚れを溶かして落とすオイルタイプのものが望ましいです。

洗顔石鹸

洗顔石鹸は汗やほこり、またはクレンジングで落とし切れなかった皮脂汚れを落とす役割があります。

洗顔石鹸もクレンジング同様、汚れが落とせれば良いというわけではなく、お肌への負担を考えると石鹸自体にも美容成分が配合されている製品がおすすめです。

美容液

美容液はシワを目立たなくする、お肌の色をワントーン明るくするといったような、お肌にある特定の効果を期待して使用するものになります。

なお、美容液は化粧品メーカーが一番力を入れて開発する製品であるため、特にその全成分を見ることで、その会社がどのようなポリシーで化粧品の開発をしているのかまで垣間見ることができます。

詳細は以下に美容液に関する記事がございますので、気になる方は是非チェックしてみてください。

美容液の使い方とは?使用目的と注意点もあわせて解説します

化粧水

化粧水はお肌内部に潤いを供給して、内側から乾燥を防ぐために使用します。

よってお肌の潤いのもととなるセラミドや、コラーゲンの生成を助けるビタミンC誘導体など、その目的に必要な栄養が含まれているかどうかが重要なポイントです。

化粧水は多くの方が使用されていると思いますが、意外とその正しい使い方や選び方は知られていません。

化粧水についても以下の記事で詳細に解説させていただいておりますので、正しく使えているか不安という方は是非ご覧ください。

化粧水のタイミングはいつ?正しい使い方や目的と選び方

乳液

乳液は美容液や化粧水で供給した美容成分や潤い成分が、長時間お肌内部に留まるようにフタをする役割を持ちます。

また乳液自体には油分が多く含まれているため、先に使用してしまうと他の化粧品に含まれる美容成分の浸透を妨げてしまう可能性があります。

そのため美容液と化粧水のあとに使用するということを覚えておきましょう。

またお肌の乾燥が特に激しい場合には、さらに保湿力の高いクリームで代替することも可能です。

化粧水に並んで多くの方に使用される乳液ですが、実はその使用法や選び方にも注意点があります。

こちらも詳しくは別の記事で説明しておりますので、気になる方はあわせて読んでみてください。

乳液の使い方|化粧水との違いや注意点、正しい選び方

クリーム

クリームは乳液と同様にお肌から美容成分が蒸発しないようにフタをする役割を持ちます。

ただし乳液よりも油分がさらに多いので、特に乾燥が激しいときに使用することをおすすめします。

またよくニキビ肌の方やオイリー肌の方は、ベタついてしまうという理由で乳液やクリームを嫌煙することも多いですが、実はニキビやその原因となる皮脂の過剰分泌は、お肌の内部の乾燥が原因であることが多いです。

そのため上記のお悩みをお持ちの方はしっかりと保湿を行うためにも、乳液やクリームの使用をおすすめします。

オイル

天然の植物オイルに備わっている高い抗酸化力や保湿力を活用するために使用します。

天然オイルは非常に種類が豊富であり、それぞれに期待できる効果が異なります。

少し例を挙げるならば、アルガンオイルやホホバオイルは、お肌の成分と同じ不飽和脂肪酸がたっぷりと含まれており、お肌のハリ・ツヤを整えるよう働きかけてくれます。

こちらも詳細は別の記事に譲りますが、まだ使ったことがないという方がいらっしゃいましたら、是非ご覧になってみてください。

オイルと化粧水の使い分け|美容オイルの種類と効果を紹介

 

日焼け止め

日焼け止めは主に日中の紫外線からお肌を守るために使用します。

ただしSPF50やPA++++など、あまり強力なものを使い過ぎるとかえってお肌に負担をかけてしまう可能性もあります。

さらには紫外線を吸収するタイプと弾くタイプがあり、それによってもお肌に対する負担は変わってきます。

日焼け止めの種類について、あまり細かく気にしたことがなかったという方がいらっしゃいましたら、是非以下の記事もあわせてご覧ください。

日焼け止めで肌荒れ?その原因と対策を解説します

化粧品を選ぶときの注意点

最後の段落では、全体を通して化粧品を選ぶときの注意点を解説させていただきます。

なるべく化学由来成分が含まれている化粧品は避ける

化粧品には化学的に合成された成分が使用されているものも多く存在します。

合成界面活性剤や合成ポリマーなどがそれにあたりますが、これらは一時的な使用感を高めてはくれるものの、中長期的に見たときにお肌自身の持つ肌力を損ねてしまうリスクもあります。

そのためできる限り原料や作り方にこだわった無添加のオーガニックコスメなどを使用することをおすすめします。

しかしながらオーガニックコスメを謳っていても、日本にはオーガニックコスメを規定する厳密な定義が存在しないため、実際には化学合成された成分が配合されている可能性もあります。

そんなときにお肌にとって優しい製品を見分けるポイントはオーガニック認証を受けているかどうかです。

オーガニック認証とは欧米を中心に民間のオーガニック認定機関が個別の基準を設けて認証を与えているもので、有名なところではエコサートやBDIHなどがそれにあたります。

化学合成成分のリスクを回避するためにはオーガニック認証は一つの有効な手がかりになります。

オーガニック認証を受けていてもお肌にリスクがあるものは避ける

オーガニック認証を受けているものであっても、実はすべての化学成分を避けられるわけではありません。

たとえばBGや安息香酸などは認証を受けたオーガニックコスメにも含まれていることがあります。

それらの成分を避けるためには、自分自身で全成分を見ることが大切です。

化粧品にはかならず全成分表示というものが義務付けられています。

一つひとつの成分を確認してわからないものは調べるということを続けていれば、どのような成分にどのような効果が期待できるということまで見えてきます。

もちろん、逆にどのような成分を回避するべきかもわかるようになります。

現代はインターネットで誰でも情報収集することができるようになりましたので、自分自身で学んでいく姿勢がとても重要です。

キャリーオーバーにまで配慮する

さらには製品の製造過程にまで目を向けることで、本当にその化粧品を製造しているメーカーがお肌を良くしようと考えているのかが見えてきます。

前述の全成分表示においては、製品の製造過程において使用した化学剤の記載までは義務付けられておりません。

しかし本当にこだわりを持って製品の開発をおこなっているメーカーであれば、これらキャリーオーバーにまで配慮しています。

商品を選ぶときにそのメーカーのウェブサイトを覗いてみて、そのような取り組みをしているかどうかは、安心して化粧品を購入するために必要なことと言えるでしょう。

まとめ

今回はスキンケアの正しい順番から、それぞれの化粧品の持つ役割と選び方の注意点を解説いたしました。

今回お伝えしたように、正しい順番でスキンケアをおこなうことで、より高い効果を発揮します。

またそれぞれの役割をきちんと理解することで、必要に応じて自分のお肌の状態にあった製品を選択できるようになります。

さらに配合成分に気を配ることで、お肌を根本から良くしていくことができるでしょう。

 

ブルークレールのオーガニックコスメは、化学合成成分を製造過程においても一切使用せず、天然植物成分のみを配合した完全無添加の天然化粧品です。

現在スキンケアにお悩みをお持ちの方は、是非一度ウェブサイトの方もご覧いただけますと幸いです。

国産オーガニックコスメ・化粧品のブルークレール

最後までお読みいただきありがとうございました。

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