2019年11月18日

妊娠中の化粧水の選び方|肌荒れの原因や正しいスキンケア

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女性にとって妊娠出産はとても大きな仕事です。

妊娠中は身体にさまざまな変化が起こり、その結果として肌荒れを起こしてしまう方もいらっしゃいます。

この記事ではそのような方に向けて、妊娠中の化粧水や美容液、乳液など、スキンケア用品の選び方をご紹介させていただきます。

またそもそも妊娠中はなぜ肌荒れを起こしてしまうのか、妊娠中のスキンケアにおいて注意するべきことはなにか、スキンケアによっては赤ちゃんに悪い影響を与えてしまうのではないかなど、気になるポイントもあわせてまとめておきます。

現在妊娠中でスキンケアにお悩みの方は、是非参考にしてみてください。

なぜ妊娠中は肌荒れを起こしてしまうのか?

まずは妊娠中に肌荒れを起こしてしまうメカニズムについて理解しておきましょう。

お肌のトラブルは複数の要因によって引き起こされますが、妊娠がお肌に与える影響としては、大きく以下の3つが考えられます。

①ホルモンバランスが変化するため

お肌に影響する女性ホルモンには、卵胞ホルモンであるエストロゲン、黄体ホルモンであるプロゲステロンがあります。

通常これらの女性ホルモンは、お肌にハリやツヤを与える役割を果たしています。

しかし妊娠中それらのバランスが崩れてしまうことで、お肌に悪い影響を与えます。

たとえばエストロゲンは日光に対する過敏性を高めてしまい、プロゲステロンはメラノサイトを増幅させシミを増やしたり、皮脂の分泌を強力に促してニキビの原因になったりすることがあります。

②お肌に必要な栄養を確保できないため

妊娠中はお腹の中の赤ちゃんに栄養を行き渡らせるため、お母さんの身体は普段よりもビタミンやミネラルが不足してしまいます。

それに加えて人によってはつわりがひどくなると、十分に食事から栄養を摂取できません。

結果としてお肌に必要な栄養を十分に摂取することができず、肌荒れを引き起こしてしまいます。

③便秘になって老廃物がたまってしまうため

先述した女性ホルモンのプロゲステロンには、妊娠中子宮が大きくなるのに備えて、筋肉や靭帯をゆるくする作用もあります。

その副作用で便を腸内から排出するためのぜん動運動も抑えられてしまい、便秘になりやすい身体になってしまいます。

便秘になると腸内に老廃物が溜まってしまい、それが腸壁から血液中に吸収され、結果として肌荒れを引き起こしてしまいます。

妊娠中の正しいスキンケア

このように普段よりも肌トラブルに見舞われやすい妊娠中は、どのようなスキンケアを心がければ良いのでしょうか。

■スキンケア用品を見直す

お伝えしたように妊娠中の女性のお肌は必要な栄養が確保できず、ホルモンバランスも不安定なため、普段よりもデリケートな状態になっています。

そのため使用するスキンケア用品の成分にはより一層注意を払い、できるだけパラベンやBGといったお肌にとって刺激の強い成分の配合されているものは避けるようにしましょう。

■洗顔は一層丁寧におこなう

ホルモンバランスの変化により、通常よりも皮脂の分泌が過剰になっていることもありますので、洗顔はより丁寧におこなうようにしましょう。

ただしそれは強い石鹸でゴシゴシと洗うという意味ではなく、優しい成分の石鹸で撫でるように洗うことを意味します。

■乾燥を防ぎ、保湿を徹底する

妊娠中は水分も不足して乾燥しがちです。

入浴や洗顔後はしっかりと保湿を心がけて水分をよく摂り、体の内側と外側両面からの潤いを意識します。

しかしこのとき、冷たいコーヒーやお茶など内蔵に負担をかけるものは避け、白湯などの温かい飲み物に置き換えるなど、身体を冷やさない工夫をする必要があります。

■ビタミンCを摂取する

数ある栄養素の中でも、ビタミンCにはお肌のもととなるコラーゲンや潤いをコントロールするセラミドの生成を促す働きがあります。

栄養素が不足しがちな妊娠中だからこそ、意識的に摂取することが重要です。

■紫外線対策をする

言うまでもなく紫外線はお肌を乾燥させて、シミやシワのもととなり、通常であっても避けたいものです。

妊娠中はただでさえお肌にダメージを受けやすいので、そのもとになる紫外線はしっかりと防ぐようにします。

ただしここでもUVカット製品に含まれる成分には注意が必要です。

SPF50やPA++++といった紫外線防止効果が高い日焼け止め製品は、お肌に負担をかけてしまう合成剤への懸念があるからです。

妊娠中のスキンケア用品の選び方

ここまでの内容を踏まえて、妊娠中のスキンケア用品の選び方をまとめます。

①妊娠中のお肌の栄養を補う化粧品

繰り返しお伝えしてきたように、妊娠中はお肌に十分な栄養を届けることができないことがあります。

そのため使用する基礎化粧品はセラミドやビタミンC誘導体、ペプチドといったお肌の元になったり潤いを与えてくれたりする成分をたっぷりと含んだものを選ぶようにしましょう。

化粧水や乳液を活用して、栄養不足と乾燥からお肌を保護します。

②刺激の強い成分は避ける

これも少しづつ書いてきましたが、妊娠中は刺激の強い成分が配合されたスキンケア用品は避けるように心がけます。

妊娠中赤ちゃんへの影響を考えてアルコールやエタノールが含まれた化粧品を避けようとする人は多いです。

赤ちゃんへの影響は断言できないですが、バリア機能が低下しているお肌にとっては、刺激の強いアルコールやエタノールは避けた方が良いです。

またその他にもパラベンやBGなど刺激の強い合成成分を含まないものを選びましょう。

理想は天然植物由来の成分だけを配合したオーガニックコスメを使用することです。

まとめ

今回の内容をおまとめします。

妊娠中はホルモンや栄養バランスなど、身体に様々な変化が起こります。

そのためスキンケアの仕方や、使用する化粧品に含まれる成分に注目することが重要です。

なるべく刺激の強い成分は避けて、お肌に優しいものを使用するよう心掛けましょう。

ブルークレールのオーガニックコスメは、天然植物由来の成分だけを配合した完全無添加のオーガニック化粧品です。

妊娠中の方のお肌にも安心してご利用いただけます。

現在スキンケア用品をお求めでしたら、是非一度ご覧いただけますと幸いです。

ローズエステリッチローション(化粧水)

最後までお読みいただきありがとうございます。

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