2019年11月18日

【脂性肌の方向け】化粧水の選び方やスキンケアの方法について

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日中おでこや小鼻のテカリが目立ってしまったり、メイクが浮いてしまったりなど、いわゆるオイリー肌にお悩みの方も多いのではないでしょうか。

それはいわゆる脂性肌というお肌のタイプでして、適切なスキンケアを行うことによって、サラサラとした肌質に回復する可能性があります。

しかし一方で誤った方法を続けてしまうと、さらに脂性肌が悪化してしまうことも。

そこで今回の記事では、脂性肌の方にあった正しいスキンケアの方法と、そのための適切な化粧水の選び方をご紹介させていただきます。

今現在オイリー肌にお悩みの方は、是非記事の内容を日々のスキンケアの参考にしてみてください。

脂性肌とは

まずは脂性肌とはどのような状態を指すのかご説明させていただきます。

脂性肌とは、皮脂が過剰分泌されてしまい、それに伴って肌トラブルを引き起こしてしまう状態のことです。

そもそも皮脂はお肌を乾燥や外的から守ってくれる大切な役割を持っています。

ところが長いあいだお肌の乾燥状態が続くと、皮膚が水分の蒸発を防ぐために皮脂を必要以上に分泌してしまいます。

特に脂性肌の方の場合は、肌の内部が乾燥してしまうインナードライの状態であることが多いです。

肌の表面は皮脂がたくさん出てオイリーな状態になりますが、内側は皮脂の過剰分泌のため、むしろ乾燥が強くなっています。

このようなお肌内外の保湿状態の乱れが、肌トラブルを引き起こす大きな要因の一つになります。

脂性肌による肌トラブル

脂性肌の状態が長く続いてしまうと、さらなる肌トラブルを引き起こすことがあります。

毛穴の目立ち

脂性肌で皮脂の分泌が特に多くなるのはお顔のTゾーンです。

そうすると毛穴に皮脂が詰まり、古くなった油が酸化して角栓が黒く目立ってしまいます。

またそれを無理やり取り除いたり、ゴシゴシと洗顔することで、雑菌の侵入を許してしまったり、より強く乾燥を招いてしまったりと、さらに悪化してしまうこともあります。

ニキビ

脂性肌はニキビの原因にもなります。

ニキビを引き起こすのはアクネ菌というお肌の常在菌の異常発生です。

アクネ菌は通常、お肌を弱酸性の状態に保ち、肌バリアを形成してその他の雑菌が繁殖することを防ぐ役割を果たしています。

ところが皮脂が大量に分泌されてしまうと、アクネ菌はそれを養分として大量に増殖してしまい、毛穴で炎症=ニキビを引き起こしてしまいます。

そのため脂性肌の人はニキビができやすいのです。

脂性肌の方のスキンケアポイント

それでは脂性肌の方はスキンケアの際、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

洗顔をしすぎない

まず第一に注意してほしいことは、洗顔をしすぎないことです。

脂性肌に悩む方のなかには、一日に何度も洗顔をしてしまう方もいらっしゃいます。

またそうでなくとも、洗顔後のサッパリ感を優先して、刺激の強い洗顔料を使う方は多いです。

基本的に洗顔の回数は朝晩の2回だけで問題ありません。

また洗顔料もなるべく優しい成分だけでできたものを使用するようにしましょう。

保湿を徹底する

先程もお伝えしたように脂性肌の方も、実は肌内部の乾燥が根本の原因になっていることが多いです。

そのようなインナードライの状態を改善するためには、洗顔や入浴後の保湿がとても重要です。

天然の潤い成分がたっぷりと配合された化粧水をお肌に浸透させた後、しっかりと乳液やクリームで保湿効果を高めることで、ゆっくりですが着実に肌質を整えていきましょう。

脂性肌の方の化粧水の選び方

前段の保湿効果を高める上でも、お肌に水分を届ける役割を持つ化粧水はとても重要です。

脂性肌の方にあった化粧水の選び方をお伝えさせていただきます。

潤い成分が配合された化粧水を選ぶ

繰り返しになりますが、脂性肌の根本原因は肌内部の乾燥であることが多いため、しっかりと内部に潤いを届ける必要があります。

そのため使用する化粧水は、お肌の潤いのもととなるセラミドや、コラーゲンの生成を助けるビタミンC誘導体、お肌のもとになるペプチドといった栄養分がたっぷりと含まれたものを選ぶようにしましょう。

天然植物由来の化粧水を選ぶ

長い間人々の間で使われてきた天然植物の成分にはお肌の状態を整える有機的な働きがあり、化粧水を購入するときもオーガニック由来のものを選ぶことで、自然植物の持つそれらの美容成分を同時に得ることが可能です。

そのため様々な植物の花や種子から抽出した美容エキスを配合する化粧水を選ぶことをおすすめします。

化学的に合成された成分のものは避ける

逆に化粧品によっては、化学由来の合成成分を配合することで、使用感を良く感じさせているものもあります。

ただしこれらを長期的に利用し続けることで、根本的には人間に本来備わっている肌力を損なうリスクがあるため、脂性肌で問題となる適切な皮脂分泌にも悪影響を与える可能性があります。

化学由来成分は極力避け、前段の自然由来のものを取り入れるように心掛けましょう。

アルコールの含まれた化粧水は避ける

天然の成分だけで配合された化粧水を謳っていても、なかにはアルコールが含まれたものもあります。

これらは収れん化粧水とも呼ばれ、お肌の組織や血管を引き締める効果があるともいわれていますが、アルコールには水分の蒸発を誘発する作用があります。

そのため結果として内部的な乾燥を促し、皮脂の分泌が活発になってしまう恐れがあります。

天然のものであったとしても、配合成分をきちんと確認して、自身のお肌に悪い影響のあるものは避けるという意識を持つことが重要です。

化粧水のお手入れ方法

あわせて化粧水をつかったお手入れの方法についても確認しておきましょう。

  1. 基本は朝晩の2回使用し、1回あたり500円玉大を2~3個分使うのが目安となります
  2. まずはじめに美容液を使用した後、500円玉ぐらいの大きさ程度を手に取り、お顔に優しく浸透させていきます
  3. 一度浸透させきった後、あらためて500円玉大を手に取り、重ね付けをおこなっていきます
  4. 浸透しきらず余った分は首やデコルテに使用します
  5. なお脂性肌の方は水分が足りない可能性があるため、これより多めに使っても問題ありません

 

美容液との使用の順番ですが、以下の2通りのパターンがあります。

  • 美容液⇒化粧水⇒化粧水(化粧水を二度以上重ね付け)
  • 化粧水⇒美容液⇒化粧水(美容液の前後に化粧水を使用)

 

朝に化粧水をつかう理由

朝に化粧水を使用することで、日中お肌のテカリをおさえることができます。

皮脂の分泌を抑えることでお肌の油と水分のバランスを整えて、メイクが崩れるのも防ぐ役割があります。

夜に化粧水をつかう理由

夜の化粧水は日中紫外線などの外的刺激やメイクのストレスにさらされたお肌をいたわってあげることが目的です。

特に外出が多く日に当たっている時間が長かったり、メイクをしている時間が長かった日は、たっぷりと使用するのがおすすめです。

まとめ

今回は脂性肌でお悩みの方に向けて、スキンケアや化粧水の選び方を説明してきました。

繰り返しになりますが、脂性肌の根本原因は、実はお肌の内部の乾燥(インナードライ)によって引き起こされることが多いため、スキンケアによる保湿や保湿成分、美容成分がたっぷりと含まれた化粧水を使用することが重要です。

ブルークレールのオーガニックコスメは、化学由来の合成成分は一切使用せず、天然植物由来の美容成分を丁寧に抽出配合し、脂性肌の方のスキンケアにも最適な製品を販売いたしております。

もし現在オイリー肌にお悩みの方は、是非一度商品ページもご覧いただけると幸いです。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

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