2019年11月25日

オイルと化粧水の使い分け|美容オイルの種類と効果を紹介

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オイルと化粧水の使い分けを考えるときに、どちらをどう使ったら良いのか悩むことがあります。

当然それぞれに異なった役割を持つため、それを踏まえて正しい使いわけをすることが望ましいのですが、どのような違いがあるのかわからないという方も多いと思います。

そこで今回の記事では、オイルと化粧水それぞれの役割をお伝えしたあとに、正しい使い方についてもご説明させていただきます。

また美容オイルには非常にたくさんの種類があり、それぞれに異なる効果が期待できるのでその点も確認していきましょう。

オイルと化粧水の使い分け

まずそれぞれの役割について基本的な考え方としては、化粧水はお肌に潤いを補給するもの、オイルは水分の蒸発を防ぐものということです。

 

またビタミンはお肌に必要な栄養素としてよく知られていますが、それには水に溶けやすいもの(水溶性)と、油に溶けやすいもの(脂溶性)があります。

たとえばビタミンB群やビタミンCは水溶性、ビタミンAやビタミンDは脂溶性になります。

そのため化粧水は水溶性の栄養素、オイルは脂溶性の栄養素を浸透させるのに効果的といえます。

 

ほかにも油は水を弾くという印象が強いですが、オイルによっては水と馴染む親水性のものも存在します。

そういった美容オイルと化粧水あわせて使用することで、お肌に美容成分が浸透するのを促してくれます。

 

さらには美容オイルを用いて、私たちのお肌にも含まれる不飽和脂肪酸を取り入れることで、お肌の潤いを高めることも可能です。

 

それぞれを使用する順番についても記しおきますと、原則水分の多いものから油分の多いものという順番なので、化粧水から先に使ってその後にオイルという流れになります。

しかし先に述べたブースターとしてオイルを使う場合には、オイルから化粧水という順番に使うこともあります。

あるいはオイルがあらかじめ含まれた化粧水も存在していて、それを使うことで両方の効果を同時に得ることができます。

美容オイルの種類

一口に美容オイルといっても、本当に様々な種類のオイルが存在し、それぞれに異なるパワフルな美容成分が詰まっています。

代表的なものをピックアップして、どのような役割があるのか説明させていただきます。

ホホバ種子油

アメリカ南西部やメキシコ北部の乾燥した半砂漠地帯が原産のホホバオイル。

ホホバの種子由来のオイルでさらっとして肌になじみやすい特徴があります。

乾燥した皮膚を和らげて油分を補う効果が期待でき、また一方では顔の余分な油汚れを溶かして流し、肌トラブルのケアにも用いられていました。

ホホバ種子油の成分詳細はこちら

オリーブ種子油

オリーブの種子由来のオイルで、不飽和脂肪酸のオレイン酸が豊富で肌に潤いを与え、とてもなじみやすいのが特徴です。

また人の皮脂の12%を構成するスクワランも含まれており、天然の保湿クリームの役割を果たします。

オリーブ種子油(スクワラン)の成分詳細はこちら

ヒマワリ種子油

ヒマワリの種子由来のオイルです。

紀元前よりアメリカの原住民に食用として馴染みがありましたが、オリーブ種子油と同様、不飽和脂肪酸であるオレイン酸が豊富に含まれており、肌に潤いを与える役割を果たします。

ヒマワリ種子油の成分詳細はこちら

ローズヒップ油

ローズヒップの種子由来のオイルで、ビタミンCを豊富に含み、レモンの約20倍ともいわれています。

年齢関係なく透明感を届け、お肌の揺らぎを整えながら保湿・ハリやツヤを届ける非常に魅力的なオイルです。

ローズヒップ油の成分詳細はこちら

コメヌカ油

お米を精製した直後の米ぬかから採取することができるオイルです。

不足すると肌荒れを起こすビタミンE群が豊富に含まれています。

コメヌカ油の成分詳細はこちら

アボカド油

森のバターと呼ばれるアボカドは食用としても美容オイルとしてもうれしい効果が期待できます。

こちらもオレイン酸、リノール酸など私たちのお肌を構成する不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

アボカド油の成分詳細はこちら

アルガンオイル

アルガンオイルはモロッコの乾燥が激しい地域に生息するアルガンツリーの強靭な生命力を利用します。

アルガンツリーは数年間一滴も雨が降らなくても枯れず、その趣旨から採取したオイルにも高い保湿効果があります。

アルガンオイルの成分詳細はこちら

ザクロ種子油

ザクロの種子から取れるオイルには、ポリフェノールが豊富に含まれています。

ポリフェノールはファイトケミカルの一種で、高い抗酸化作用をもつ成分であり、お肌を紫外線のダメージから守ります。

ザクロ種子油の成分詳細はこちら

ダマスクバラ花油

精油としてごく少量加えるだけで、大きな役割を果たすオイルです。

ダマスクバラ花油は数あるアロマの中でもトップクラスに立ち、女王とまで称される天然成分になります。

お肌の収れん性やキメを整える効果があり、やさしい天然植物成分でありながら、理想のエイジングケアとしての役割を果たします。

ダマスクバラ花油の成分詳細はこちら

月見草油

月見草油は古くから北米やオーストラリアの原住民たちが、肌に塗ってその調子を整えることに使用してきました。

高い保湿作用があり、お肌のダメージケアにも役立ちます。

月見草油の成分詳細はこちら

ニュウコウジュ油

乳香樹の種子から抽出される精油です。

はるか昔、エジプトのお金持ちの女性たちが、美容のために使用していたと言い伝えられています。

また聖書にも記載があり、乳香は貴重品として、そしてその高い効能があがめられていました。

ニュウコウジュ油の成分詳細はこちら

サジーオイル

和名をウミクロウメモドキ、中国でサジーと呼ばれる果物から取れるオイルです。

豊富なビタミン、不飽和脂肪酸が多く、抗酸化作用が高い、エイジングケアオイルになります。

サジーオイルの成分詳細はこちら

ヨーロッパキイチゴ種子油

キイチゴよりも、ラズベリーという呼び方のほうが馴染みがあるかもしれません。

ビタミンC、タンニン、フラボノイド、ペクチンなどのほか、エイジングケアで注目されているエラグ酸というポリフェノールを多く含むオイルです。

ヨーロッパキイチゴ種子油の成分詳細はこちら

まとめ

今回はオイルと化粧水の使い方、また様々な美容オイルをご紹介してきました。

ご説明したように、化粧水とオイルを上手に正しく使い分けることで、より高い美容効果を期待することができます。

また美容オイルにはとてもたくさんの種類があり、それぞれ良い部分が異なるので自分のお肌のタイプやコンディションにあったものを選ぶのがオススメです。

 

ブルークレールのオーガニック化粧品は天然植物の成分のみを使用して製造しており、もちろん今回ご紹介した美容オイルの数々も贅沢に配合されています。

化粧水や美容オイルなど、スキンケア商品をお求めの方は、ぜひ一度ホームページもご覧いただけると幸いです。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

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