2019年06月11日

オーガニックコスメのメリットとは?事前に知っておきたい注意点と合わせてご紹介

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シミ・シワ・たるみなどお肌に年齢サインを感じたときや、ある日突然いままでなかった肌荒れが起きてしまったときなど、ご自身のスキンケアを見直すタイミングは人それぞれに異なります。

きっかけは様々ですが、自然由来の成分を用いてつくられたオーガニックコスメの存在を知り、いままで使ってきた一般的な化粧品にはないものを期待して使い始めようとする方は多いでしょう。

― オーガニックコスメを使うと、すべての問題が解決するかも。

― 一方で、自然の成分だけだから効果が薄いのでは?

― オーガニックコスメだから肌荒れは起こらないはず。

― 優しいだけでエイジングケアにはならないのでは?頼りないかも。

なんとなく感じる疑問や不安をそのままにするのではなく、ここでオーガニックコスメを使うことのメリットやその特徴について、正しく理解しておくことがより美しお肌を作るための鍵になります。

そこで今回はオーガニックコスメを使う前に知っておきたいこととして、一般的な化粧品と比較したときのメリット、また逆に使用するときや選ぶときの注意点もあわせてお伝えしたいと思います。

是非これからオーガニックコスメを始めようという方は参考にされてみてください。

そもそもオーガニックコスメとは?ナチュラルコスメ・無添加コスメ・自然派化粧品との違い

まずはそもそもオーガニックコスメとはどのようなものか、簡単にご説明させていただきます。

オーガニックコスメとは、一般的な化粧品と異なり、その製造過程において化学由来の成分をまったく(あるいはほとんど)使用しない化粧品のことをいいます。

中にはブルークレールのように、合成成分を使わない、界面活性剤やBGを使用しないなどの「8のこだわり」のような、お客さまへの約束を提示しているメーカーもあります。

よく似ている言葉として、ナチュラルコスメや無添加コスメ、自然派化粧品と混同されることがありますが、その定義には大きな違いがあります。

ナチュラルコスメとは、成分にできるだけ化学由来成分を使用しないで配合された化粧品のことです。

現状国内ではオーガニックコスメの明確な基準がないことから、曖昧にとらえられ、テクスチャや保存力をよくするために、化学由来成分を組み合わされるケースもあります。

続いて無添加コスメ・無添加化粧品ですが、こちらは2001年4月に旧厚生省によって定められた化学物質である102個の表示指定成分を含んでいない化粧品という意味が元になりました。

102個の表示指定成分が含まれていないという意味ですので、その他の化学成分については言及されていません。

自然派化粧品も、「自然派」であり、大部分において自然由来の成分を使っているというイメージ先行の場合が多いようです。

よってオーガニックコスメを選ぶときには、これらのコスメ商品とは区別して選ぶようにする必要があります。

オーガニックコスメを使うことのメリット

オーガニックコスメとはどのようなものか、大まかな定義をおわかりいただけたでしょうか。

続いては一般的な化粧品と比較して、オーガニックコスメを使うことによるメリットについて見ていきたいと思います。

“肌力”を取り戻す

まず一番のポイントとして、オーガニックコスメを使用することで、お肌の体力、肌力を取り戻すことが目指せます。

オーガニックコスメで得られるハリとツヤは、合成的なポリマーで即効的に作り上げる表面的なものではありません。天然植物の恵み(フィトエナジー)をお肌に積み重ねて、真に価値のある、健やかなものです。肌力を徐々に育むことで、いつの間にか肌の悩みを感じなくなります。

化学成分が含まれていない

不安要素を取り除いていくこと、引き算の美容(マイナスの美容)は、美しいお肌を育む最も効率的な方法です。

肌荒れを起こす原因はそれぞれで、多くの場合は肌質や生活習慣、お使いの化粧品やその使い方、洗顔、紫外線や乾燥の状態などが複雑に絡む場合がほとんどです。肌荒れを改善するためには、それら一つ一つの懸念を解消していくことが、遠回りのようでいて、実は唯一の根本的な方法になります。

その一つとして、化粧品に含まれる合成由来の化学成分に意識をとめることは重要です。

合成のポリマーや界面活性剤などは、それらは一時的には心地よい使用感をもたらすものの、長期的にはお肌に負担を掛けてしまい、ある日突然いままでになかった肌荒れなどを引き起こしてしまう可能性があります。

突然にお肌に赤みやカサカサなどのトラブルが出た時に、その原因を加齢によるものと考えるかもしれませんが、実はケミカルな化粧品を使い続けたことで蓄積された化学物質によるものかもしれません。それを意識にとめることが大切です。

ナチュラルに地球上の恩恵にあずかることができる(フィトエネジー)

オーガニックコスメに使用されている多くの植物は、紫外線などの外部要因から身を守るために、抗酸化力や抗糖化力といった非常にパワフルなエネルギーを備えています。

オーガニックコスメを使用することで、これら自然がもたらしてくれる地球上の恩恵にあずかることができます。

長い間安心して使い続けることができる

スキンケアは元来、大昔から自然のものを用いて行われるものでした。

たとえば、ホホバオイルやアルガンオイルは、砂漠などの太陽光や乾燥の激しい気候の中でも育つ強さを持ち、非常にフィトエナジー力の高い天然植物オイルです。その土地の原住民たちは、それを経験と本能で理解し、日焼け止めや治療薬で使ってきました。他の天然植物成分も同様です。私たち日本人は、清廉な軟水である湧き水で顔を洗っていました。その湧き水も自然の恵みです。オーガニックコスメに使用されている植物由来の成分は、どれもそのようにして長い間人々の間で受け継がれてきたものばかりです。

地球や環境にも優しい(サステイナビリティ)

化学由来物質、とくに石油などの化石燃料を使用するケミカルな化粧品は地球や環境にも大きな影響をもたらします。

自分たちのお肌を大切にすることももちろんですが、同時に私達の住む地球や環境についても配慮することはとても重要なことです。

そのような観点でもオーガニックコスメを利用することは大きな意義があると考えられます。環境を守るからオーガニックコスメを使う、というだけではなく、環境を守るような化粧品を使うことの、お肌にとっての長期的な価値を考えてみましょう。

オーガニックコスメに関する注意点

ここまでオーガニックコスメを利用することによるたくさんのメリットを見てきました。少しでもお役に立てればと思います。

ここで、必ず知っておいていただきたい注意点がいくつかあります。

次はそちらを確認していきましょう。

オーガニックコスメでも化学成分を使っていることがある

冒頭でオーガニックコスメとナチュラルコスメ・無添加コスメ・自然派化粧品との違いをご説明いたしましたが、実はオーガニックコスメという言葉にも現段階国内では明確な基準や定義が存在しておらず、その表現方法は生産者側に委ねられています。

そのため、ほんの少しだけ自然由来の成分を使用しただけの商品を、オーガニックコスメと謳って販売していることがあるかもしれません。

消費者レベルで全成分をしっかり見ていくことが何より大切になります。肌を自分たちで守ることを他人任せにしてはいけません。

よく分からない成分の名前は、ネットで検索し、機会を見つけて店頭の美容スタッフやメーカーに確認するなどして慎重に購入の判断をするようにしましょう。化粧品は朝晩大切な肌に使い続ける私たちの内部へ大きな影響を与える存在です。

またあわせて注意が必要なこととして、キャリーオーバーという概念があります。

キャリーオーバーとは、化粧品の製造や成分の抽出過程において使用される、全成分表示義務のない化学由来成分のことです。

これらは現法律では全成分に記載する必要がありませんので、通常は記載されません。消費者はこのキャリーオーバーの有無を知り得ないケースが多いのです。

これらの微量な化学物質であっても、毎日繰り返し使うことで、長期的には蓄積されていくことを想像して見ましょう。

オーガニックコスメを使用するときは、メーカーのコンセプトなどを理解して見極め、慎重に選ぶ必要があります。

一般的な化粧品と比較してやや高価かもしれない

上記のように、本当にこだわって作られているオーガニックコスメであればあるほど、成分を厳選し、製造方法にこだわり、化学材をキャリーオーバーから排除するために植物を自家栽培したり、契約農家とともに作ったり、そして自社抽出をするなど、通常のケースとは大きく異なる手間となります。

ドラッグストアや一般的な薬局などで販売されているケミカルコスメと比較すると、コスト面で劣っているかもしれません。

ですが、今までお話ししたことを踏まえると、自分の5年後10年後を考えた時に、その価値をどうとらえるかということになります。

使い続けるほどに価値のある毎日を積み重ねられる・・・それに見合うオーガニックコスメを選ぶことが大切です。

誰の肌にとっても同じ程度に働きかけるというわけではない。

オーガニックという言葉を聞くと、誰の肌にとっても優しいという期待を持つかもしれません。

ですが、人の肌が千差万別で、さらに年齢や生活環境、それまでの化学成分の蓄積具合など複雑な要素が絡みますから、必ずしもお使いになるオーガニックコスメが同じレベルで働いていくということではありません。

一方で優しい分、実感が薄いというわけでもない。

「オーガニックコスメは、お肌に優しくてもその分効果がない」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、そういうことはありません。

オーガニックコスメで、さらに厳密に化学成分をキャリーオーバーレベルから排除している化粧品でも、驚くほどテクスチャがよく、保湿力が高く、早い時期から実感を感じるものもあります。

そういったものを、ぜひ選んでいきたいですね。

メーカーによっては単に化学由来の成分を使わないというだけではなく、その使用感(テクスチャ)にまでこだわり抜いて製品の開発を行っている職人気質の企業もあります。

ブルークレールでも植物由来の成分にこだわることはもちろん、毎日使う化粧品ですから、使ったときの心地よさにも同時にこだわり抜いています。

オーガニックコスメでも保存力は十分にある。でも保存方法に常識的な注意が必要

オーガニックコスメでも、そのメーカーの保存方法に従えば大丈夫です。当然、日の当たる場所にさらし続けることや、高温多湿の環境は避けるべきでしょう。それはお肌につけるものの保管を常識的に考えれば納得がいきます。

また開封後は決められた期間で使い切りましょう。各販売会社のホームページやパンフレットを確認して、指定された保存方法を取るよう心掛けてください。

クレンジングを工夫する

オーガニックコスメと銘打っていても、植物由来の界面活性剤を使用しているケースも多く、消費者はそれを見極め、選択をすることが大切です。

界面活性剤を使わないクレンジング・洗顔方法を選んでも、コツを心得れば、汚れやメイクをしっかり取りながらお肌に潤いを残す優しい方法を習慣作ることができます。

ブルークレールの天然植物成分100%の美容オイルにもなるクレンジングオイルを使うときのお手入れ方法を一部ご紹介いたします。

まずクレンジングオイルを乾いた手に2~4プッシュほど取り、手のひらでよく温めたあと、洗顔などをしていない乾いた状態のお顔に伸ばします。

つぎに指先で、強くこすらずくるくると回すようにオイルとメイクをなじませます(お顔全体はせいぜい1分程度、アイメイクなどのポイントメイクは30秒程度)。

それを入浴時に行うことで、汗などと一緒に洗顔する前に一部落としていきます。最後に、お好みのパック、もしくは濡れタオルで優しくふき取る、もしくはブルークレールの無添加純石けんなどで軽く洗顔します。

これで他のクレンジングと同様にメイクの汚れを落としながら、同時にお肌に潤いを与えることもできます。

即効性がないように感じる?

オーガニックコスメを使い始めるときに、目に見える効果が即座にあらわれることを期待される方がいらっしゃいます。

しかしながら、ケミカルコスメが化学成分を使ってすぐに効果が出たように感じさせることが目的である一方、オーガニックコスメはゆっくり着実にお肌本来の美しさを取り戻していくことが目的です。

ブルークレールのオーガニックコスメも同様ですぐに効果を出すことを意図してはいません。ですが実際には、使い始めてからすぐに肌の質感の変化をお声に出される方も多くいらっしゃいます。

基本的にはオーガニックコスメをご利用いただく場合には、価値のある習慣を積み重ねていくことを楽しく感じていただけると良いでしょう。

まとめ

今回はオーガニックコスメを利用する際のメリットと注意点について説明させていただきました。

ブルークレールでは、これからオーガニックコスメにトライしてみようとされている皆様が、より一層綺麗になることを心より願っております。

この記事を読んで一度試してみたいと思っていただけた方は、お得なトライアルセットをご用意しておりますので、是非お気軽にお試しいただけますと幸いです。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

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