2019年06月11日

オーガニックコスメで美白になりたい!シミ・そばかすをなくすためには?

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透き通るように綺麗な白い肌は、多くの女性にとって憧れの対象です。

美白化粧品が多く開発され、流通し続けているのは、女性のその強い夢の実現のためです。

シワを目立たなくする、美白に効果があるとの機能試験が実施された化粧品が、ここ数年でさらに注目されていますね。

起きてしまった色素沈着やシミを薄くして、お肌を白くする美白のアプローチには、いくつかあります。

  1. 医療機関でのレーザー治療、フォトフェイシャルなどの光治療
  2. 医療機関でのハイドロキノンなどの色素を取り去る塗る治療
  3. 医薬品、化粧品レベルでのメラニン色素、チロシナーゼの阻害に働きかけるアプローチ
  4. 生活習慣レベルで肌の状態を整え、その人の本来の健やかさを目指すアプローチ

1,2のレーザー治療やハイドロキノンの使用などは、インターネットでも多くの情報が出ていますし、よくご存知の方も多いでしょう。

よってここでは3と4について、お話しさせていただきます。

また後半では、シミのできるメカニズムにあらためて触れながら、お肌に影響を与える太陽光とは、紫外線だけでなく、ブルーライトや近赤外線もあることについてもご説明いたします。

医薬品、化粧品レベルでのメラニン色素、チロシナーゼの阻害に働きかけるアプローチ

日焼けやシミなどの色素沈着は、紫外線をはじめとした太陽光などが肌を刺激し、体がそれらから肌を守ろうと、体内のメラニン色素を発生させ、それが色素として沈着することで起きます。

そのメラニンの元になるものがチロシナーゼです。

チロシナーゼとは、アミノ酸(チロシン)が酸化したもので、メラニンを作る酵素のことです。

また紫外線をはじめとした太陽光のほかにも、ストレスやアレルギー、睡眠不足、過労、妊娠、老化などで活性化し、過剰にメラニンを作り、シミそばかすの原因となります。

チロシナーゼの活性を阻害する微生物は、美白効果商品の開発などに大きく貢献できる可能性があると、大手の化粧品会社が独自の研究や試験を重ねて、製品開発をしてきました。

こちらは上記1,2と同様、いわゆる攻める美白対策です。

色素を取り除き、散らし、もしくはメラニンの元の動きを阻害するアプローチです。

生活習慣レベルで肌の状態を整え、その人の本来の健やかさを目指すアプローチ

ここで、違う角度からあらためて考えてみましょう。

そもそも美白とは何か、私たちはどの程度の美白を求めているか、です。

私たち女性は、雛人形のように陶器そのもののような、ある意味白いペンキのようなお肌を望んでいるわけではないでしょう。

私たちは、自分自身が持っている本来の健やかな肌の状態においての透明感があれば、それで幸せなのではないでしょうか。

自分至上、最良の透明感です。

潤ったお肌は、それ自体が内部から反射するように潤い輝き、透明感を演出します。

色素を散らすことを目的にするばかりではない、別の方法があることに気がつきます。

つまり、お肌の本来の健やかな状態を目指すことです。

そのことを意識して、根本から取り組むときに、下記7つの習慣をご紹介いたします。

  • 睡眠の質の改善
  • 腸内環境の改善
  • 食事の改善
  • 適度なエクササイズや顔ヨガ
  • ストレスの対応
  • 紫外線などの太陽光ケア
  • お顔の肌の保湿対策

こんな基本的で当たり前のことをコツコツ続けてこそ、数ヶ月、1年、そして数年経ったときに、私たちは自分の肌の状態に嬉しい驚きをするのです。

それは女性にとって、大きな感動であり、人生が変わるようなレベルのことになります。

また最後の二つの習慣、紫外線などの太陽光ケア、お顔の肌の保湿対策には、オーガニックコスメを上手に選びお使いになることをおすすめします。

紫外線などの太陽光を浴びて肌に負担をかけるようなリスクを減らしていく、引き算をしていくことが何より効率的な美容法になります。

そのときオーガニックコスメの優しいUVクリームを選ぶと、肌負担も少なく、さらに良いでしょう。

また保湿対策も同様に、化学由来成分を使用していないオーガニックコスメを使用することで、お肌に負担を掛けず保湿を行うことができます。

ただ中にはオーガニックコスメの使用について、今まで使っていた美白化粧品のように直接作用するような成分が含まれていないことで、使用後の効き目を感じづらいのではないかと懸念されている方もいらっしゃることでしょう。

しかしながら、美白化粧品に含まれる化学由来成分は、知らず知らずのうちにお肌に対して負担を掛けてしまうかもしれません。

また実際には植物由来の美容成分をたっぷりと含んだオーガニックコスメは、継続的に使用することで、お肌が本来持つ美しさを引き出し、透き通った白さを取り戻すよう働きかけてくれます。

お肌本来の健やかさを取り戻す上で、オーガニックコスメは心強い味方になってくれることでしょう。

光による老化は、全体の老化の8割以上を占める 〜シミやそばかすのできるメカニズム

続いては、改めてシミやそばかすのできるメカニズムにあらためて触れ、悪影響を与える太陽光や紫外線、またブルーライトや近赤外線についてご説明いたします。

美白を目指す上では絶対に避けたいシミやそばかすについてですが、これらは基本的に紫外線の浴びすぎが主な原因で引き起こされます。

私達の肌は紫外線の刺激から身を守るために、メラニンという色素をもっていることはすでにお伝えしました。

メラニンと聞くとシミやそばかすの原因として考えられることが多いですが、実際はむしろその逆で、これらは紫外線からお肌がダメージを受けないように作用してくれています。

ところがあまりにも多くの紫外線を受けすぎてしまうと、上述した通り、チロシナーゼが活性化し、これらメラニンを作り出すメラニン細胞(メラノサイト)が過剰生成を行ってしまい、通常のお肌のターンオーバーですべてのメラニン色素を排出することができず、お肌に沈殿して残ってしまいます。

こうして通常の新陳代謝から取り残されてしまったメラニンが、シミやそばかすとしてお肌に出てきてしまうということになります。

つまり私達が一番はじめに行うべき美白のための取り組みとしては、これらの原因となっている紫外線を予め防ぐことなので、まずは日差しの強い日は外出を避けたり、日焼け止めクリームを塗ったり、また日傘や帽子の着用をすることを心掛けましょう。

ただ実はシミやそばかすの原因は、紫外線だけではありません。

同じ太陽光の中で、波長が前後するものにブルーライトと近赤外線があり、どちらもお肌に影響を与えます。

ブルーライトは、スマホやTVからも発せられる、紫外線よりやや波長の長い光ですが、太陽光にも含まれています。

近赤外線は赤外線の一部であり、やはり太陽光です。

波長は、紫外線のUV-A・UV-Bが280〜400nm、ブルーライトが380〜495nm、近赤外線が700〜2,500nmです。

ブルーライトは紫外線と同様のネガティブな影響をお肌に与え、近赤外線は表皮、真皮の下の皮下筋肉にまで到達して肌を老化させます。

シミなどの肌の老化のメカニズムを知って対策することは大切です。

これらの知識を持って、お肌の太陽光対策はしっかりと行いましょう。

お肌のターンオーバー

最後に、お肌のターンオーバーについて、ご参考までにご説明いたします。

「ターンオーバー」とは、肌の一番上から約0.2mmの厚さの「表皮」の「基底層」で新しい細胞が作られ、それが皮膚表面に向かって少しずつ変化しながら押し上げられ、最後にはフケや垢となってはがれ落ちる、肌の代謝活動のことをいいます。

お肌が乾燥しているとこのターンオーバーが正常に行われにくくなり、シミやそばかすなど肌荒れのもととなります。

豊富な潤い成分を含むスキンケア用品を活用しながら、日々乾燥からお肌を守ることで、正常なターンオーバーを促すことができ、結果として美しい肌を手に入れることにも繋がりますので、丁寧なケアを心掛けましょう。

※上記の話はブルークレール化粧品とは関係なく、一般的な情報として掲載しています。

ブルークレールのオーガニックコスメはこちらからお買い求めいただけます。

https://www.blcl.jp/

最後までお読みいただきありがとうございます。

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