【乾燥肌の方は必見】美容オイルを使用したスキンケアを解説
数あるお肌のトラブルのなかでも、乾燥肌に悩まれている方はとても多いです。
今回はそんな方に対して、美容オイルを使ったスキンケアの方法をご紹介いたします。
また美容オイルには様々な種類が存在しており、美容オイルを含む化粧品も多数あります。
その種類と選び方もご説明しつつ、どのような効果があるのかについても解説いたします。
乾燥肌対策に美容オイルをご検討されている方は、是非参考にしてみてください。
乾燥肌とは
ところでそもそも乾燥肌とはどのような状態を指すのでしょうか。
わかりやすい例をいうと、お肌の表面がカサついたり、ツッパるような状態を指すイメージがありますね。
乾燥肌は皮脂が適切に分泌されないためお肌の表面がカサついてしまっている状態も指しますが、表面はベタついていてもお肌内部が乾燥してしまっている状態を指す場合もあり、これはインナードライといわれています。
乾燥肌になってしまう原因は様々であり、食事、睡眠、運動などのバランスが崩れてしまうことで起こる生活習慣が原因の場合や、あるいは間違ったスキンケアを繰り返しおこなうことによって引き起こされる場合などがあります。
よって乾燥肌を改善するためには、生活習慣とスキンケア両面の見直しが必要です。
乾燥肌の方のスキンケア
乾燥肌改善のポイントとなるスキンケアは、洗顔と保湿の大きく2つに分けることができます。
洗顔(クレンジング)
洗顔やクレンジングをするときに注意するべきことは、汚れはしっかりと落としつつも、お肌に必要な皮脂や角質まで落としてしまわないことです。
そのため洗顔時はお肌をゴシゴシと擦るのではなく、ゆっくり優しく撫でるようにすることを心掛けましょう。
また使用する洗顔料やクレンジング剤にも注意が必要です。
市販の洗顔料やクレンジング剤には、いわゆる合成界面活性剤等が使用されています。
これらの合成剤は強力な洗浄力を持つものの、お肌に必要な皮脂や角質までも溶かしてしまい、乾燥を強めてしまうリスクがあります。
洗顔料やクレンジング剤を選ぶときは、なるべくそれら合成剤は使用せず、お肌にやさしく作られたものを選ぶと良いでしょう。
保湿ケア
保湿ケアには、たっぷりと潤い成分が含まれた化粧水や美容液、乳液を使用するようにしましょう。
具体的にはお肌の潤い成分であるセラミドや、コラーゲンの生成を促すビタミンC誘導体などがそれにあたります。
また乾燥肌の場合は皮脂が適切に分泌されなかったり、あるいは出過ぎてしまうことでニキビや肌荒れなどの肌トラブルを引き起こすことがあります。
ここで植物オイルを化粧品と一緒に使用したり、または予め植物オイルを含む化粧品を利用することで、自然植物の持つ保湿力や美容効果のパワーを活用することができます。
様々な植物オイル
それではつぎに、どのような植物オイルを利用すれば良いのか見ていきたいと思います。
美容効果が期待できる植物オイルには様々な種類が存在しており、それぞれの特徴を知ることで自分のお肌にあった化粧品を選ぶことが可能です。
ホホバオイル
まずご紹介するのが美容に関心の高い方なら必ず聞いたことがあるホホバオイルです。
ホホバオイルは厳密にはオイルではなく、化学的にはワックスエステルといってロウに該当し、人間の皮脂ととても良く似た成分でできております。
また他にも脂溶性ビタミンであるビタミンAやビタミンE、さらにはお肌の栄養となるミネラルをたくさん含んでおります。
乾燥肌の改善や血行促進により新陳代謝の加速が期待できるため、美容にとても効果的だと考えられています。
ホホバオイルについての詳細が気になる方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
アルガンオイル
ホホバオイルと並んでよく知られているのがアルガンオイルです。
アルガンオイルは雨がほとんど降らないモロッコの砂漠地帯で育つアルガンツリーの種を精製することで採取できます。
リノール酸やオレイン酸といったお肌と同じ成分である不飽和脂肪酸を豊富に含んでおり、使用することで高い保湿効果と、さらにはエイジングケア効果までも期待できます。
また皮脂が過剰に分泌してしまうことも抑えてくれるため、オイリー肌の方にもおすすめです。
アルガンオイルについての詳細が気になる方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
アルガンオイル驚きの効果とは?使い方や選び方も一緒に解説します!
スクワラン
スクワランはもともとサメの肝油から発見されましたが、実はサトウキビやオリーブの実など植物からも採取可能です。
人間の皮脂にもおよそ12%ほど含まれており、天然の保湿クリームとして使用することができます。
しかしながらオリーブの実には約0.7%しか含まれておらず大変貴重です。
一方で高い安定性と抗酸化力を持つため、高品質な化粧品には好んで用いられます。
ローズヒップオイル
ローズヒップの種子を圧搾することで採取することができるオイルです。
ローズヒップはバラのなかでも最古の種類のひとつであり、そこに含まれるビタミンCはなんとレモンの20倍ともいわれています。
すでにご紹介したオイルと同様多くは不飽和脂肪酸で構成されているため私たちのお肌に大変馴染みやすく、高い保湿効果に加えて、エイジングケア効果も期待できます。
オリーブオイル
オリーブオイルは食用油として使用することで中性脂肪やコレステロールの値を下げることで知られていますが、実はスキンケアアイテムとして使用しても高い効果を発揮します。
不飽和脂肪酸であるオレイン酸が82.5%、その他リノール酸等で構成されるため、お肌によく浸透します。
またマッサージオイルやアロマオイルとして使用することでリラックス効果も期待できます。
コメヌカ油
私たち日本人にとって食事の主役とも言えるお米から取れるオイルです。
お米を精製したときに出るコメヌカには、若返りのビタミンで知られるビタミンEが豊富に含まれています。
なかでもコメヌカに含まれるオリザノールにはお肌を紫外線から保護する働きを持つため、外部からの刺激に敏感になっている乾燥肌の方にはおすすめです。
オイルイン化粧品の注意点
オイルによる美容効果をより高めるために、購入時に注意したいポイントをまとめてお伝えいたします。
コールドプレス製法のものを選ぶ
多くの美容オイルは植物やその種から採取されます。
コールドプレス製法は、圧搾時に美容成分をなるべく壊さないように低温で圧力を掛ける方法です。
多くの植物オイルは、高温で圧力を掛けると鮮度が落ちたり、中に含まれている成分が壊れてしまいます。
しかしながら熱を加えたほうが、処理としては簡単なため、メーカーによってはこの方法を採用せず、採取している場合もあります。
含有成分を気にかけているメーカーであれば、必ずコールドプレス製法の表記があります。
天然成分100%のものを選ぶ
美容オイルを選ぶときは、できれば天然成分100%のものを選ぶようにしましょう。
天然植物オイルが配合されたオーガニックコスメを選ぶことで、肌本来の持つ美しさや潤いを引き出すことができます。
しかし天然化粧品やオーガニックコスメを謳っていても、中には化学由来の合成成分を使用しているメーカーもあります。
これは実は日本にオーガニックコスメに関する法律の規定がなく、メーカーの都合によって自由に表記することができるためです。
そこでオーガニックコスメを選ぶ上で参考になるのが、オーガニック認証です。
オーガニック認証とは、主にヨーロッパを中心とした民間のオーガニック認定機関が、個別の基準を設けて認証を与えているものになります。
安心して高い品質のオーガニックコスメを選ぶことができます。
オーガニックコスメやオーガニック認証について詳しく知りたい方は、是非以下の記事もご覧ください。
オーガニックコスメの効果とは?他の化粧品との違いや魅力について
ミネラルオイルには注意が必要
ミネラルオイル(鉱物油)とは石油がベースとなったワセリンのことです。
高い保湿効果を感じることができるため、乾燥肌の方で使用されている方もいらっしゃいます。
ミネラルオイルを使用しても乾燥を抑えることはできるのですが、単にお肌に油で蓋をしているだけの状態のため、肌自体が自分で潤いをつくる力が弱まってしまうリスクがあります。
乾燥肌を根本から解決するためには、なるべく皮脂と似た成分のオイルを使用して、自分自身の肌力を高めていくことが重要です。
まとめ
今回は乾燥肌の方におすすめの美容オイルについて解説してきました。
乾燥肌の原因は様々であるため、生活習慣とスキンケアの両面からの改善が必要でしたね。
また日々のスキンケアに美容オイルをうまく活用することで、乾燥肌対策が期待できます。
しかしながら、実際に商品を選ぶときには、本日ご説明したポイントをよく確認するように注意してください。
ブルークレールのオーガニックコスメには、今回ご紹介した天然植物オイルがたっぷりと配合されています。
また化学由来成分をその製造過程においても一切使用していない、100%オーガニックの化粧品です。
もしお肌にお悩みをお持ちの方は、是非お試しいただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。