2019年07月31日

オーガニックコスメはお肌にいいのか?美容成分や使い心地について

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今まで使っていた化粧品がなんとなく肌にあわないと感じたタイミングで、オーガニックコスメがお肌にいいと聞き、試してみたいと思った方は多いのではないでしょうか。

しかしながら、オーガニックコスメというのは他の化粧品に比べて本当に肌にいいのか、使用にあたってリスクはないのか、さらにはなぜ肌にいいのか、など気になるポイントがいくつかあると思います。

そこで今回の記事では、上記のポイントにお応えできるようにオーガニックコスメの注意点、使い心地や効果についてお伝えさせていただきます。

オーガニックコスメを試してみたいとお考えの方は、是非参考にしてみてください。

オーガニックコスメ=肌にいいというわけではない

まずお伝えしておきたいことは、オーガニックコスメであればすべて肌にいいというわけではないということです。

むしろオーガニックコスメという名前だけにつられて化粧品を選んでしまうと、逆にリスクがある可能性もあります。

これはどういうことかといいますと、日本にはオーガニックコスメに関する規定が存在しないため、”天然成分配合”などと謳っているだけで、実は化学的に合成された成分がたくさん含まれている場合もあるのです。

また含有成分自体には含まれていなかったとしても、製品の製造や成分の抽出過程に使用された化学成分が残留しているかもしれません。

これをキャリーオーバーといい、とても微量なのですぐに肌に対して害を与えることはないのですが、使用し続けることで徐々にダメージが蓄積される可能性があります。

そのためオーガニックコスメを選ぶときには、きちんと全成分表示を確認して、不純物が含まれていないかどうか、またその化粧品を販売しているメーカーは本当にお客様のお肌のことを考えているのか、よくよく確認することをおすすめします。

オーガニックコスメは肌にはいいけど、使い心地が劣る?

続いてオーガニックコスメは肌にいいのだけれども、一般的なコスメ商品(ケミカルコスメ)に比べると、使い心地が劣るという声をしばしば耳にします。

これは、合成界面活性剤や合成ポリマーなど、化粧品の使い心地を良くするような化学成分を使用していないため、今までの化粧品で感じていた使用感とは異なってしまうことが原因です。

しかしながら、これはすべてのオーガニックコスメがそうであるという意味ではなく、その商品のメーカーの技術と知識、努力によって異なります。

たとえば合成ポリマーのような薄いビニールをピンと張ったような使用感をつくるには、人の皮脂とよく似たスクワラン、ホホバ種子油を使ったり、角質層の奥までしみ込むポリフェノールやビタミン豊富な栄養分を、サジーやザクロ、ヨーロッパキイチゴ種子油で補ったり、植物由来や微生物由来のセラミド、ヒアルロン酸で肌の成分を補い表面をなめらかにしたりして、最後はお肌全体をアルガンオイルなど保護力の高いオイルで覆うことで、合成ポリマー以上のテクスチャを作り上げることはできます。そしてそういった天然植物成分を使って苦労して作り上げたテクスチャの化粧品の方が、肌への優しさは優れ、何よりもお肌への真の働きがあります。

またそれらを製造する過程においても、キャリーオーバーが一切なく、ほぼオーガニックだけで作り上げることもメーカーの努力によって可能です。

つまり知識と技術があり、開発努力を怠らないメーカーの商品であれば、ケミカルコスメに使い心地が劣るということはありません。

オーガニックコスメは肌にはいいけど、効果が弱い?

またオーガニックは肌にはいいが、効果が弱いと考えられることもあります。

これはおそらく天然植物由来の成分は化学合成由来のものに比べて、効果が弱いというイメージからそのようにいわれているのでしょう。

たしかにオーガニックコスメの成分はお肌に優しく作用しますが、その効果は自然植物由来の力を存分に堪能することができます。

具体的にご説明するために、ブルークレールのオーガニックコスメで使用している成分の一部をご紹介いたします。

日本独特の和漢エキス

1000年単位の昔から、日本人に薬草やお肌のために使われてきた漢方を中心にした東洋の植物は、その働きが長年の実績として積み重ねられています。

日本人のお肌に合う、日本人のお肌を整える東洋のハーブです。

例えば、オウゴン根エキス、クズ根エキス(カッコンエキス)、マグワ根皮エキス(ソウハクヒエキス)、ビワ葉エキス、ドクダミエキス、キハダ樹皮エキス(オウバクエキス)などがあります。

これらはお肌をすこやかに整え、トラブルを緩和して、さらに透明感にも導く優れた和漢エキスたちです。

ダマスクバラ花

ローズの最高峰と言われるダマスクバラ花から抽出したダマスバラ花油とダマスクバラ花水は、お肌を健やかに整え、潤い力を上げ、そして透明感を届ける、アロマの中でも素晴らしい働きをします。

ブルークレールではブルガリアでごく一部の有機農場で朝摘みされたダマスクバラ花を使用しています。

セラミド、ビタミンC誘導体

植物由来のセラミドは、お肌へ直接的な潤いや肌成分としての補給をしたり、またビタミンC誘導体は透明感を育む、還元力・肌力を作る効率的な役割を果たしたりします。

植物毒について

オーガニックコスメの成分について語るとき、植物毒に対する懸念を持たれる方がいらっしゃいますので、そちらについても言及させていただきます。

たしかに植物に含まれる成分の中には、それ単体だけでみると毒性があるようなものも少なくありません。

たとえばステロイドやピロリジジンアルカロイドなどがそれにあたります。

しかしながらこれらは、他の様々な成分との有機的な関係の中で、植物の存続のために不可欠に存在しており、それらは人のカラダにもポジティブに働きかけます。

よく用いるたとえですが、漢方で使われる原料は、濃度や調合しだいで良薬にも毒にもなります。化粧品として配合する成分に含まれるさらにその中に含まれる上記のような要素はごく微量であり、人がお肌への影響を心配するほどではないのです。それよりも私たちが日々浴びる紫外線や汚染された空気などの方がよほど気をつけていかなくてはいけません。

つまり成分単体で見るのではなく、その濃度や他の原料との掛け合わせで調整して使うこと重要ということです。

まとめ

今回の記事では以下の内容をお伝えさせていただきました。

  • オーガニックコスメを選ぶときにはその成分やメーカーのスタンスに注意が必要
  • オーガニックコスメの使い心地はそのメーカーの知識や技術、努力によって異なる
  • オーガニックコスメに含まれる植物由来成分はとてもパワフルであるが、それらは毒性を含むようなものではない

これからオーガニックコスメをお買い求めの方は是非参考にしていただけると幸いです。

最後に少しだけ、ブルークレールオーガニックコスメの紹介をさせていただきます。

ブルークレールのオーガニックコスメは豊富な美容成分を配合し、白神山地の湧き水を使用、徹底的なオーガニック・完全無添加にこだわり製造しています。

また毎日使い続ける利用者さまに安心して使い続けられるように、全成分表示義務のないキャリーオーバーも含めて、一切化学由来成分は使用しておりません。

是非一度ホームページをご覧いただけますと幸いです。

https://www.blcl.jp/

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

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