リップバームで乾燥ケア｜正しい使い方とリップクリームとの違い
冬場が近づき乾燥が厳しくなるにつれて、普段使っている市販のリップクリームから、リップバームに乗り換えを考える人も多いはず。
特に冬場は、いつもよりも集中的にケアをしたいように感じます。
そんな方に向けて、今回の記事ではリップバームの使い方やリップクリームとの違いについて解説します。
リップバーム初心者の方は是非参考にしてみてください！
リップバームとは？
バームには日本語で「香油、香膏（こうこう）」という意味があります。
とても疎水性（水を弾く性質のことをいいます）が高く、お肌に使用することで、乾燥からしっかりと保護することが可能です。
とくに唇は身体の中でも皮膚が薄く、乾燥しやすい特徴があるので、リップバームは唇を乾燥から守るために使用されます。
使い心地としては、バーム自体が半固形状であるため、しっとりと浸透する感じよりも、蓋をしてしっかりと保護するイメージが近いです。
リップバームとリップクリームの違いは？
厳密に定義することは難しく、リップクリームもリップバームもオイルをベースに配合されていることには変わりありません。
ただしクリームは水溶性成分と油性成分を乳化させているのに対して、バームはオイルをミツロウ（蜜蝋）を使用して固めるか、ミツロウの使用と乳化の両方をおこなっている場合が多いです。
またリップバームの方がリップクリームよりも保湿性が高いといわれることもありますが、保湿性については製品にもよるため一概にどちらがより高いと断定することはできません。
しかしバームの方が固形化されていて唇の上に残りやすい分、保湿力があるように感じる傾向があります。
そのため自宅や職場などしっかりと保湿をしたいときはリップバームを使用して、旅行やお出かけ時などお手軽にケアをしたいときはリップクリームを使用するというような使い分けがいいかもしれません。
ところで最近人気のリップグロスには、ミツロウを用いてバームのような要素を持ちながら、より油分を使い、クリームのような固形化されないテクスチャのものもあります。
このようにミツロウはオイルのツヤを保ちやすくすることから、保湿を目的とした基礎化粧品だけでなく、メイク用化粧品としても人気があります。
リップバームの使い方
適量を専用のヘラか指で取り、クリーム状になじませてから唇にゆっくりと塗っていきます。
使用する前には唇をティッシュなどで軽く拭き取り、唇の縦シワにそって塗ることでより馴染みやすくなります。
また色づきがきれいなタイプのバームであれば、グロスやリップ下地にも使用することが可能です。
また配合成分に気を配り、さまざまな用途を考慮して製造されたものであれば、他にもハンドクリームやヘアワックスなど、様々用途で使用いただけます。
唇がカサついたり、乾燥を強く感じるときは、リップパックとして普段よりも多めに唇に塗った後、ラップを被せて集中的にケアをすることもできます。
リップバームの選び方
唇の皮膚は身体の他の部位と異なり、皮膚の層が薄いため乾燥しやすいポイントになります。
ちなみに寒いとき唇の色が青っぽくなるのは、寒さによって血管が細くなって、唇を流れる血流が悪くなるためです。
このように唇はとてもデリケートな部位であるため、使用する化粧品の成分には、より一層注意を払う必要があります。
先程リップバームはオイルをベースに配合されると書きましたが、そのオイルに化学由来のものが使用されている場合には注意が必要です。
リップバームはミネラルオイルという石油由来の鉱物油を使っている場合があるのですが、その場合繰り返し使用することによって唇にダメージを蓄積するリスク（ブルークレールではこれを蓄積害と呼んでいます）があります。
また使用感を良くするために化学的に合成された香料や着色料を使用しているものも同様です。
お肌のことを大切に考え、長く使い続けることを前提にするならば、天然由来の成分を中心に配合されたものを選ぶことをおすすめします。
まとめ
今回はリップバームについて解説してきました。
リップバームを使用することで唇を乾燥からしっかりと保護することができて、製品によってはハンドクリームやヘアワックスなど様々な用途にも使える便利なアイテムです。
しかし使用する場所が唇というデリケートな部分であることから、購入前にはしっかりと配合成分をチェックするようにしましょう！
ブルークレールのリップバームは、酸化しにくい油をベースに配合した敏感肌の方でも安心して利用できるやさしいリップバームです。
また使用感にもこだわり、馴染みの良いテクスチャを実現しています。リップ以外にもハンドクリームやヘアワックスなど、様々な用途に利用可能なので、リップバームをご検討中の方は是非お試しいただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
