オーガニック美容液とは何か?特徴と正しい選び方を解説します
お肌の健康や美容について学び続けていると、天然植物の持つ美容効果や化学成分の持つリスクを知り、いずれはオーガニックコスメにたどり着くことになります。
オーガニックコスメの中でも、特にオーガニック美容液には多くの化粧品メーカーの企業努力もあいまって高い美容効果が期待できるものも多いです。
今回の記事では現在オーガニック美容液を検討されている方に向けて、オーガニック美容液の特徴や選ぶときの注意点などを中心に解説させていただきます。
美容液の役割とはなにか
そもそもさまざまな化粧品があるうち、美容液とはどのような役割を持つのでしょうか。
化粧水や乳液は、その配合成分によって様々な目的を持って使用されますが、基本的には保湿や潤いの補給という点に重きを置いています。
しかし美容液は、
- エイジングケアを集中的に行いたい
- お肌の色味をあとワントーン明るくしたい
- 化粧水や乳液に加えて、肌全体の保湿力を底上げしたい
というような、ある特定の目的を強く意識して使用するという特徴があります。
そのため美容に関心の高い方の間では、自身のスキンケアにプラスアルファするかたちで、必ずと言っていいほど用いられてる化粧品です。
また一般的に、美容液はその特徴から他社の製品とも差別化しやすく、また自社の技術力やこだわりを表現できるという背景から、化粧品メーカーが最も注力して開発を行う商品でもあります。
よって自分自身の肌状態をよく知り、必要な美容成分を把握した上で利用すれば、効果を実感しやすい化粧品であるとも言えるでしょう。
オーガニック美容液の特徴
次にそのような美容液のなかでも、特にオーガニック美容液の特徴についての解説です。
オーガニック美容液の特徴は、天然由来の美容成分を活用することができる点にあります。
従来人々は自然植物の葉や花、種子から抽出したエキスを用いて、紫外線や乾燥などの外的ストレスから肌を守り続けてきました。
例えば、ブルークレールの美容液にも使用されているブルガリアのバラの谷、ローズドリナの有機農場で育てられたダマスクバラ花油・ダマスクバラ花水は、アロマのなかでもトップクラスに立ち、女王といわれる天然成分になります。
お肌の収れん性、すこやかにしてキメを整え、やさしい天然植物成分でありながら理想のエイジングケアとしての役割を果たします。
オーガニック美容液を使用するということは、このように人々の長い歴史の中で、その有効性が検証されてきた様々な美容成分による効果を享受することができるということになります。
また長く人々の間で使われ続けてきた天然植物由来の成分のみを使用するため、お肌への負担が少なく、どなたでもご利用いただけるという点も特徴的です。
例えば人間の身体はアミノ酸で構成されたタンパク質やペプチドで出来ていますが、大豆やコメヌカといった植物から抽出できるアミノ酸やペプチドは、お肌への刺激も少なく、なおかつハリ・ツヤを整えてくれるため、効率的にエイジングケアをおこなうことも可能です。
そのためオーガニック美容液は敏感肌で化粧品による刺激が気になる方にもおすすめできます。
オーガニックコスメとは?
続いてオーガニック美容液から少し領域を広げて、オーガニックコスメ全般に関する解説になります。
一般的な定義のオーガニックコスメとは、天然植物由来の美容成分のみを配合した化粧品を指します。
繰り返しになりますが、もともと人々の間で天然植物をスキンケアに利用するという考え方は存在していました。
しかしながら近代化に伴い科学技術が発展し、化学的に合成した成分を用いて効率よく化粧品を生産することが可能になります。
そうして誕生したのが、いわゆるケミカルコスメです。
ケミカルコスメは製造コストや製造難易度も低く、安く大量に生産することができたため、すぐに市場に出回るようになりました。
ところが改めて、化学成分(例えば石油由来の成分など)を配合した化粧品は本当にお肌にとって良いのだろうかという疑問が生まれてきます。
そこから改めて何百年も昔から用いられてきた天然植物の美容成分が見直され、本当にお肌にとって良い化粧品を作ろうと始まったのがオーガニックコスメになります。
しかしそのような背景がありながら、オーガニックコスメを謳う商品のなかにも、実際は化学合成成分が配合されているものも多数存在します。
これは日本にオーガニックコスメに関する法律上の規定が存在しないため、メーカーによってはほんの少し自然由来成分を配合するだけで好きなようにオーガニックを名乗ることができてしまっているためです。
この点はいまの日本の化粧品業界における問題点の一つと言えるでしょう。
オーガニック美容液の選び方
最後にオーガニック美容液の選び方について解説したいと思います。
先述の通りオーガニック美容液は、各化粧品メーカーがもっとも注力して開発している商品になります。
しかしその商品によって特徴は様々なため、まずは自分自身のお肌が抱える悩みにあったものを選ぶ視点が重要です。
お肌の色味をワントーン高くしたい、乾燥による小じわを目立たなくしたいなど、目的にあった商品を選ぶように心掛けましょう。
また先程も述べたようにオーガニックコスメには、オーガニックを謳いながらも、実は化学由来の成分が含まれてしまっている可能性があります。
そこで一つの基準として、オーガニック認定機関が出しているオーガニック認証を受けているかどうかを確認すると良いでしょう。
オーガニック認証については以下の記事で詳細に述べておりますので、気になる方は是非あわせてご覧ください。
またこれらを踏まえてもっとも重要なことは、自分自身で全成分をよく確認することです。
全成分を確認して、どの成分にどのような効果が期待できるのか、あるいはどのようなリスクがあるのかを判断することができれば、おのずと良い商品を選ぶことができるようになります。
いまはスマートフォンの普及により、誰でも情報を取りに行くことができるようになりました。
それは化粧品選びに関しても同様で、メーカーの宣伝文句をだけを鵜呑みにするのではなく、製品に含まれている成分にはどのようなものがあるのか、あるいはそのメーカーは商品開発をどのようなポリシーでおこなっているのかを自分自身で見極めることが大切です。
まとめ
今回はオーガニック美容液について解説させていただきました。
数ある化粧品のなかでも、効果を実感しやすいのが美容液です。
とくにオーガニック美容液は天然植物のパワーを享受できるメリットがあります。
しかし一方で選び方には注意が必要であり、正しい知識を持ってどの製品が自分にとって良いのか選択する必要があります。
弊社ブルークレールでは、原料からその製造方法まで一切化学由来成分を使わず、すべてに徹底的にこだわったオーガニックコスメを製造販売いたしております。
もし現在美容液に関心をお持ちでしたら、ぜひ一度商品のページをご覧いただき、その成分や製造方法もご確認いただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。